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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
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読感。

「インディゴの夜 チョコレートビースト」 加藤実秋著

深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ“club indigo”。スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、今日も厄介な事件が持ち込まれる―。連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、ホストコンテストを巡る陰謀…ストリートで起こるさまざまな事件に、indigoのホスト探偵団が挑む!『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。

↑本の内容紹介から。

この前、感想を書いた「インディゴの夜」の続編です。
期待していた通り、面白かったです!
相変わらず、前作から出ている個性豊かなキャラたちもさることながら、またまた登場してくるキャラたちも個性豊かで。
第三話の「チョコレートビースト」を読むまで、あのなぎさママの存在を忘れていましたよ?(あんなに濃い人を!)
一話、二話と他に気を回している余裕もなく、一気読みですよ。
赤ん坊まで垂らしこむか、さすが新宿歌舞伎町№1ホスト! と、いうところから始まりまして、第四話ではちょっぴり、しんみりしつつも。
続巻に期待しつつ、本を閉じました。
あー、続きが早く読みたいなっ!
この作家さんが好きになったというより、この作品が好きと言う感じですが。本当に、面白かったです。
表題作になっている「チョコレートビースト」は特にね。
強盗相手にタンカをきるなぎさママってば、もう男前っ!(いえ、オカマさんなので……男前で当然ですけど)
なのに、まりんちゃんのこととなると、目先が見えない犬馬鹿ぶりも可笑しく、笑わせて貰いました。
晶さんと四十三万円とのやり取りもね。
それに塩谷さん、無茶苦茶です。アレックスが……気の毒だわ。

何にしても、本当に続きが待ち遠しいです。

これ、ドラマ化したら面白そうですよね。
基本的に、好きな本のドラマ化やアニメ化などはやって欲しくない人間なんですが。
動きのあるこのお話、映像化には本当にピッタリだと思うし……見てみたいです。
晶さんは、ショムニの江角さん辺りが適役かと思うんですけど。

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読感。

「インディゴの夜」 加藤実秋著

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」―すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に漏らした何気ない一言から始まった。謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、二人は一風変わったホストクラブ“club indigo”を渋谷の片隅に開いたが、順調な経営とはうらはらに常連の客が殺され、店のナンバーワンに疑いがかかる。晶は個性豊かなホストの面々とともににわか探偵団を結成、真犯人捜しに奔走する!第十回創元推理短編賞受賞の表題作がシリーズ化。スタイリッシュでウイットあふれる新世代探偵小説、ここに登場。

↑本の内容紹介から。

「れんげ野原のまんなかで」の帯の裏にこの本が紹介していまして、それで気になって気になって、買っちゃった。
昨日今日と読んで、いつもより日記を書く時間が遅くなりました。だって、面白かったんだもの。
軽快な感じで、キャラたちも個性豊かで、サクサクと読めます。
主人公の晶さんが、良いわー。
第1話でテツさんが晶さんに憧れるのもわかります。
ホストクラブの売り上げでお金は持っているだろうに、好きだからとライター業を続けて、服装はユニクロと無印という。流行とかに流されない、確固たる自分を持っている感じが素敵です。
他にも、オカマのなぎさママも良いキャラだし、憂夜さんって一体、何者っ?って感じで、続きが気になります。
続編が出ているので、買い決定です。
他にもホストたちの源氏名も笑います。ジョン太、犬マン、DJ本気などなど。

それにしても、これが東京なんですかねー?
田舎育ちの私は異世界のお話を読んでいる感じですよ(笑)

ドタバタした感じのもので、推理小説と身構えるものではないので、興味を持たれた方はどうぞ。
ちょっぴり社会の裏を見せ付けられる感じがしないでもないですが、読み終わっても嫌な感じはしないです。

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読感。


少し前に読んだ本の感想です。

「れんげ野原のまんなかで」 森谷明子著

秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中にたつ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。無類の本好きである先輩司書の能瀬や日野らと、日がな一日あくびをしながらお客さんの少ない図書館で働いている。ところがある日を境に、職員の目を盗んで閉館後の図書館に居残ろうとする少年たちが次々現われた。いったい何を狙っているのか。(第一話 霜降―花薄、光る。)?のどかな図書館を優しく彩る、季節の移り変わりとささやかな謎。『千年の黙 異本源氏物語』で第十三回鮎川哲也賞を受賞した期待の新鋭が放つ、本好き、図書館好きに捧げる受賞第一作。

↑本の内容紹介から。
誰も来ないような図書館を舞台にした、いわゆる日常のミステリーです。(日常ミステリー好きなんです、私)
ただ、私がよく読むその手の本は、一人称で書かれているのが大半なんですが、この本は三人称で。
だから、登場人物の文子さんの心情にいたっても、いま一つ感情移入ができなかったと言うか。
でも、図書館好きな人にはおススメかも。自分が利用する図書館と比べてみながら、読んだりすると面白いのでは?
司書さん方とか。
(私が利用している図書館の司書さんは……どうなんだろうな? 文子さんや能瀬さんほど、本を溺愛していると言う感じではないような気が……それはちょっと、寂しいかな)
本屋さんとか図書館に勤める人は、本が大好きな人がいいなー、と思うのは私のわがままですかね(苦笑)


「乱鴉の島」 有栖川有栖著

友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。ミステリの醍醐味と喜びを詰め込んだ、最新長編。

↑本の内容紹介から。

孤島モノといえば、クリスティの「そして、誰もいなくなった」みたいに連続殺人やら見立て殺人を連想するかもしれませんが、この作品はあくまで孤島を舞台にしたもので、そっち系の大仰なトリックなどはありません。動機といった謎に迫るものです。
感想は子供たちに慕われるアリスに、ほのぼのとしちゃいました。
学生シリーズでは、江神さんが好きなんですが、火村シリーズではアリスが好きです。他の作品でも思うことですが、アリスってロマンチストですよね。
動機というか、島に集まった人たちの計画は……正直、どうなんでしょうね。
私はそんな夢を(というか、未来? ネタバレをふせいで誤魔化していますので、そのまま受け止めないで下さいね)見ることはないので、共感できません。だから、ちょっと冷めた感じで読んでしまったのですけれど。

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