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2006(Sat)

「配達あかずきん」 大崎梢著

読感/国内小説



「配達あかずきん」 大崎梢著を読みました。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。

↑本の内容紹介から。

書店を舞台にした、日常ミステリーです。
ああ、本当にこの手の話が好きなんですよ、私。
……ファンタジー小説書きなのに、ミステリーの方が好きだと言っちゃって、良いのか?(苦笑)
ああ、謎が好きなんですよ、謎が。謎はどんな小説にも共通するものでしょう?(まあ、謎がテーマになっているミステリーが比較的、手に取りやすいということです)
ということで、買いました。
この手の話は、一人称で書かれている方が好みなんですが、これは三人称で。でも、今回はそれほど、気にならなかったな。
それは杏子さんのキャラに、共感を覚えたのが第一要因かも。
「ふつうは読んじゃった本って、買いませんよ」という多絵さんに、「良かったものは何度でも読み返したいのよ。自分の家の棚に置いておけば、好きなときに手に取れるでしょ。それだけで気持ちが落ち着くの」と、杏子さん。
この気持ち、凄い良くわかるっ!(まさに、私がこういうタイプなんで……ええ、それで本が増えていくのですよ)
後、お話の中に出てくる色々な本が知っている本だったりすると、嬉しくなっちゃうんですよねー。
井上夢人さんの「ダレカガナカニイル」というタイトルだけで、ニヤついてしまいました(井上夢人さん、好きな作家さんなんです)
他にも「宙の旅」という本の作者の名前を見て、自分が持っている写真集を確認したら、同じ名前で。
そんな本も出していらっしゃるのか、と。今度、検索してチェックしてみようと思いました。
というわけで、大変楽しく読むことが出来ました!
お気に入りは表題作の「配達あかずきん」と「六冊目のメッセージ」
「六冊目のメッセージ」は、ほのぼのとしていて。
「いいよね、なんか」というその一言に、私も心の中で同意したよ(どういうお話かは、是非とも手にとって)
「配達あかずきん」は、ハーバーの従業員さんたちがナイス!(彼らが嬉々として捕り物する姿を想像すると笑った)

第二弾が出るようなので、楽しみにしてますっ!

tag: ミステリ 日常の謎

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