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2007(Sat)

「HEARTBEEAT」小路幸也著

読感/国内小説

少し前に読んだ本の読感です。

「HEARTBEEAT」小路幸也著

優等生の委員長と不良少女の淡い恋。できすぎたシチュエーションかもしれないけれど、すべてはそこから始まった。彼女が自力で自分の人生を立て直すことができたなら、十年後、あるものを渡そう―そして十年が過ぎ、約束の日がやってきた。しかし彼女は姿を見せず、代わりに彼女の夫と名乗る人物が現われる。彼女は三年前から行方がわからなくなっていた。居場所を捜し出そうと考えたとき、協力者として僕の脳裏にひとりの同級生が思い浮かぶ。かつて僕に、マッチブックの格好良い火の点け方を教えてくれた男が―約束を果たすため、ニューヨークの「暗闇」から帰ってきた青年が巡り合う少年少女たち、そして最高の「相棒」。期待の俊英が放つ、約束と再会の物語。

↑本の内容紹介から。

お話は「Boy's SIDE」「Girl's SIDE」「Last Man's SIDE」の三部構成で語られます。
「Boy's SIDE」では、十年後の約束に現れなかった彼女を捜す原之井さんと、お母さんの幽霊に悩まされるユーリ君の視点でそれぞれ交互に語られます。
全然無関係に思える二つの話が段々と重なっていくという、ミステリー的な話運び。
あまり語るとネタバレしそうなので、要点だけ。
「Girl's SIDE」で、大好きなユーリ君のために奔走するエミィちゃんが可愛かったです。ハンマ君も、報われない恋かもしれないけれど、がんばれ!
で、事件の構図は割りと先読み出来るのはないかと思われますが。
ラストは驚かされます!
そんなっ!って、思ってしまいます。
うううっ、そのラストは切ないですよ。だってだって(これから読む方のために、口を塞ぎます)

割と、おススメです。

この作家さん、メフィスト賞を受賞された方なんですね。
知らなかったです。
この方の他の本も読んでみたいと思いました。

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