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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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「片耳うさぎ」 大崎梢著

読んだ本の感想です。

「片耳うさぎ」 大崎梢著

奈都は小学校6年生。引っ越してきた父の実家は、古くて大きなお屋敷で、しかも不吉な言い伝えがあるという。弱った奈都が頼ったのは、ひとりの謎めいた女子中学生だった…。優しい読後感が嬉しいミステリー長編。

↑本の内容紹介から。

本屋さんを舞台にした日常ミステリをお書きになっていた大崎さんの新刊です。
小学生のなっちゃんを主人公にした、これまた日ミス。
序盤が少々、長くて。お話の核がどこにあるのか、わからなくってじれったく感じていましたが。
中盤から、一気に読めました。
古いお屋敷に引っ越してきて、周りの大人とも馴染めずに、怯えているばかりだったなっちゃんが成長していく過程に、心温かくなりました。
何事も一面だけしか見ていなければ、怖いものは怖いまま。
だけど、物事を色々と知っていけば、怖いと思っていた人の別の一面も知ることが出来て、優しさに触れることが出来る。
誤解や疑問が一つ解かれるごとに、世界観が変わっていく。
それが日常ミステリの魅力の一つだと、私は思っていて、このお話でもそれを堪能することが出来ました。
良かったです~。

↓表紙も柔らかい感じで、好きです。

片耳うさぎ 片耳うさぎ
大崎 梢 (2007/08)
光文社

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「ずっとお城で暮らしてる」シャーリイ・ジャクスン著

読んだ本の感想です。

「ずっとお城で暮らしてる」シャーリイ・ジャクスン著

あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。ほかの家族が殺されたこの屋敷で、姉のコニーと暮らしている……。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が、美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。“魔女”と呼ばれた女流作家が、超自然的要素を排し、少女の視線から人間心理に潜む邪悪を描いた傑作。

↑本の内容紹介から。

出版社のサイトにて、紹介されていたこの本。
過去に読んだことがあるような気がして、だけど内容を思い出せずに購入しました。
狂気譚という紹介だったので、ホラーかなと思っていましたが。
ホラーでしたが、悪霊とか不可思議要素は一つもなく。
人間心理の恐ろしさを描いたものでした。
途中で、やっぱり読んだことがあるのに気づき、展開を思い出したため、今回はそれほど怖さを感じませんでしたが。
最初は主人公の女の子に対する村人たちの悪意や、従兄のチャールズが侵蝕していく日常に嫌悪感を覚え、主人公の思考に追随することで、自分の中にある他人を拒絶する心理に気づき。
次第に主人公の無邪気な狂気を知れば、背筋が冷え、理解できないものに対する村人たちとの恐れを理解すれば、何が悪なのかわからなくなる。
表に見えない心が暴かれるのが、怖い。理解できないものが、怖い。それを恐れることによって、歪んでいく人間というものが、怖い。
そう思わせる作品でした。

ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫 F シ 5-2) ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫 F シ 5-2)
シャーリイ・ジャクスン (2007/08)
東京創元社

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「赤い竪琴」津原泰水著

読んだ本の感想です。

「赤い竪琴」津原泰水著

三十歳を過ぎ、仕事への希望も見出せぬまま、東京で一人虚無的な日々を過ごすデザイナーの暁子は、祖母の遺品をきっかけに耿介という男と知り合う。命ある限りの残酷な愛の記録。真実の愛を知った大人の哀愁漂うラブストーリー。

↑本の内容紹介から。

前にちょっと、感想を書いたと思いますが、改めて。
淡々と紡がれるお話は、静かに寄せては返す波のよう。
近づきたいのに近づけない、惹かれているのに踏み込めない微妙な心の葛藤が丁寧に描かれて、大人の物語だなと思いました。
それでいて、共に生きていくことが出来ない現実が切なくて。
ラストシーンでは、これからの幸せを願わずにはいられませんでした。
敢えて、悪役になろうとする逆説氏など、どの登場人物も魅力的でした。
赤い竪琴 赤い竪琴
津原 泰水 (2005/01)
集英社

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「殺人よ、こんにちは」「殺人よ、さようなら」赤川次郎著

読んだ本の感想です。

「殺人よ、こんにちは」赤川次郎著

今日パパが死んだ。昨日かも知れないけど、私には分からない。何しろパパは、一年のうち半分は外国を飛び回っている。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを……。

「殺人よ、さようなら」赤川次郎著

『殺人よ、こんにちわ』から三年、過去の秘密を胸に抱き、ユキがあの海辺に帰ってきた。ところが新たな殺人事件が発生。ユキとそっくりな服を着た少女が目の前で殺されたのだ。そして奇怪なメッセージが次々と届いて。

↑本の内容紹介から。

言わずもがな、ミステリー作家。
……でも、実は初読だったりします。いや、だって一杯出ているから、どこから手をつけていいのか、と。
今回改訂版が出ていることを知り、↓表紙が可愛かったので、フラフラと(それが動機か)
ユキの一人称で語られるお話は軽快で、どちらもサクサクと読めました。ライトノベルといった感じでしょうか(その実、ライトノベルの範囲がよくわっていませんが)
内容的には「さようなら」の方が好きかな。クールというか、どこか冷めていたユキが恋をしてちょっぴり変わったのが伺えます。
書かれたのは昔で、その頃は話の内容はまだ小説だと認識されていたのでしょうが。
今は何だか、小説と割り切れないような気がします。

殺人よ、こんにちは 改版 (角川文庫 あ 6-507 赤川次郎ベストセレクション 7) 殺人よ、こんにちは 改版 (角川文庫 あ 6-507 赤川次郎ベストセレクション 7)
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