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2008(Sun)

「名前探しの放課後」辻村深月著

読感/国内小説

読感です。

「名前探しの放課後」辻村深月著

「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。――自殺、するんだ」
「誰が、自殺なんて」
「それが――きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」
不可思議なタイムスリップで3ヵ月先から戻された依田いつかは、これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと“放課後の名前探し”をはじめる――

↑上巻の本の帯から。

いや、今作も良かったです!
あまり語るとネタばれになりそうなので、言葉を控えますが。
ラストがね! ああ、そう来るのかと。
っていうか、あそこで走った彼とか、凄い素敵に見えるんですけど。
もう完璧に、騙されました。
前にも言ったと思いますが、辻村さんの小説の主人公って、最初はあまり共感できないです。
いつか君も、何だか軽い子だなって上巻では思っていたんですが。
でも、読み終わっている頃には、そんなに嫌いじゃなくなっている。
そこには成長や変化が納得できる形で描かれているからなんでしょうね。
ミステリーとしても、青春小説としてもお勧めです。
でも、読むなら(これも毎度言っていますが)今までの辻村さんの既刊を読んでいた方が、いっそう楽しめます!

名前探しの放課後(上)名前探しの放課後(上)
(2007/12/21)
辻村 深月

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名前探しの放課後(下)名前探しの放課後(下)
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