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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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  • 2009
  • 10/13
  • Tue

「午前零時のサンドリヨン」 相沢沙呼著



「午前零時のサンドリヨン」 相沢沙呼著

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。不思議な雰囲気を持つ女の子・酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』でマジックを披露する彼女は、須川くんたちが学校で巻き込まれた不思議な事件を、抜群のマジックテクニックを駆使して鮮やかに解決する。それなのに、なぜか人間関係には臆病で、心を閉ざしがちな酉乃。はたして、須川くんの恋の行方は──。学園生活をセンシティブな筆致で描く、“ボーイ・ミーツ・ガール” ミステリ。

↑本の内容紹介から。

昨日、感想を書いた時点では第一話だけだったんですが、全体を読んで楽しかったです。
語り手であるポチ君が、ヘタレで可愛いかった。
幽霊に怯えて眠れないって……(笑)
そんなポチ君が一目惚れしちゃったマジシャンの女の子、酉乃さんはマジックをしていないときは、人付合いが苦手で無愛想な感じだったけれど。
時々、ちょこと口元を綻ばせているシーンとか、何だか読んでてくすぐったくなりました。
そして、ラスト付近は抱きしめてあげたかったな(わ、私は変態じゃありません!)
ミステリとしては割と先が読める展開だったけれど、最終的な××さんの登場は予測しなかったので、驚かされました。
(くっ、読みが甘かった!)
日常の謎系のミステリですが、高校生の青春もの、恋愛ものとしても楽しめると思います。
少女漫画的約束に笑わせてもらったり。ポチ君の語りにも笑う。
個人的には楽しくて、良かったです!
何かを創作している人とかも(作中では音楽を作る人だったけれど)心に触れる部分があるんじゃないかな。
マンガの「君に届け」とか、好きな人はこの作品、好みに合うんじゃないかなと思うんだけど。
(あくまで私の感覚ですが)

↓装丁も素敵です。

午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
(2009/10/10)
相沢 沙呼

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  • 2009
  • 10/04
  • Sun

「鬼の跫音」 道尾秀介著

読感です。

「鬼の跫音」 道尾秀介著

心の中に生まれた鬼が、私を追いかけてくる。―もう絶対に逃げ切れないところまで。一篇ごとに繰り返される驚愕、そして震撼。ミステリと文芸の壁を軽々と越えた期待の俊英・道尾秀介、初の短篇集にして最高傑作。

↑本の内容紹介から。

「鈴虫」「ケモノ」「よいぎつね」
「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」
六編の短編集。

それぞれ、登場人物の一人にSと称される人物が登場しますが、独立した短編集です。
ホラーとしては、怪奇ととるか狂気ととるかは、読み手次第といった感じでしょうか。
それによって、受け取る怖さも違ってくるかな?
小さな歪み、静かな狂気、薄暗い悪意といったもので、少しずつ浸食してくる感じ。
(怖い怖いと叫びたくなるような、そんなホラーをお求めの方には向かないかも)
お話は明るくないので、かなり読み手を選ぶと思います。
また、どんでん返しを配したミステリという読み方も出来ます。
私はどの話にも用意されていた、どんでん返しの方に唸らされました。
そういうオチは予測していなかったよ、と。
気に入ったのが「冬の鬼」
日記形式で書かれており、最初は日付を気にしていなかったんですが、これは新しい方から過去へと戻って行っている。
それに気づかない自然な流れの文章で、最後(始めと言うべきか)に辿りついたときのそれに、やられました。
後、フォントが普通とは違った感じで、凝っていて。私的には、結構面白かったです!
(人にはあまり、気軽にオススメと言えない暗さですけれど)

鬼の跫音鬼の跫音
(2009/01/31)
道尾 秀介

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