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2010(Mon)

「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーヴァー著

読感/翻訳小説



翻訳ミステリー大賞シンジケート」に掲載されている、ジェフリー・ディーヴァー氏の滞在日記が面白いです。

そんなこんなで、読感です!

「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーヴァー著/

尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。いじめの被害者だった少年は姿を消した。“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、犯行はエスカレート、ついに死者が出る。犯人は姿を消した少年なのか?だが関係者たちは何か秘密を隠している―。幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。

↑本の内容紹介から。

人間嘘発見器キャサリン・ダンスシリーズの第二弾です。
第一弾「スリーピング・ドール」の事件から、作中内の時間ではそれほど月日が経っていなくて、前回の事件の後処理などをしているところ、少女が襲われる事件が発生。
そして、どうやら犯行予告らしき、ロードサイド・クロス(交通事故現場などに立てられる慰霊碑のようなもの)が発見される。
彼女たちはとあるブログにおいて、交通事故に関係した少年に対し、バッシングのコメントを書き込んでおり、そこから派生したいじめは――何と言いますか、「憶測」や「デマ」が多数の意見として配信されることで、尾ひれがつき勝手に「事実」として一人歩きしていく様が、読んでいて色々と考えさせられると同時に、怖かったです。
ネットいじめにあった少年が姿を消し、犯行はついに殺人へと発展し、犯人は本当に少年なのか。
そうしながら、前回の「スリーピング・ドール」事件で殉職した刑事の死に、看護士をしているダンスの母親が安楽死させたとして、逮捕されるという。
ハラハラドキドキで最後まで目が離せませんでした。

後、ダンスとオニール(保安官事務所の刑事で、ダンスの友人)微妙な関係が今後の展開として、気になるところです!
友人だけど、それ以上の感情を滲ませつつ。オニールが既婚者だったので、進展はないと思われてたところへ……そして、捜査協力してくれたボーリングとダンスの距離が近づいてと……。
この三角関係(?)、シリーズの続きが楽しみです。
(「スリーピング・ドール」を読んでいなくても、楽しめると思いますが。ダンスとオニールの距離感は、前作を読んでいた方がわかりやすいかと)

ロードサイド・クロスロードサイド・クロス
(2010/10/28)
ジェフリー・ディーヴァー

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