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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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  • 2011
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「天秤座」 石井ゆかり著


「天秤座」 石井ゆかり著/

文章の深さに惹かれて、「全巻買い」の方、続出!大人気WEBサイト「筋トレ」主宰・石井ゆかりの12星座シリーズ! 「才能の輝き、場所、行動パターン、恋をしたとき、落ち込んだとき、未来のこと、ほかの星座の人々との違い……」ほか、他者への熱い情熱、謙譲な態度と深い自信を持つ、勇敢な星座・天秤座の性質がわかる。

天秤座はまるでバッハの音楽のよう。多面的で精妙。愛と美を担う人々。石井ゆかりの12星座シリーズ

↑本の内容紹介から。

前から気になっていましたが、大体のことは把握しているつもりだったので、見送っていたのですが。
本屋で手に取ったら、ビックリするくらい、手触りが良い!(←本の中身、関係ないよね)
手のひらサイズ(文庫)のハードカバー仕様(本のお値段はこの装丁のためちょっとお高くなっている気がしますが)。
カバーがややざらついた紙なんですが、その手触りが良いんです。
というわけで、買った。
内容は93ページと、あっさり読めます。
でも、その内容がまた、良かったです。
正直、読んでると心当たりがあり過ぎて、丸裸にされていくような恥ずかしさがありました。

天秤座の人が落ち込んだときは、とても無口になります(←誰にも相談しようとしないよね!)

天秤座は、観察・分析が好きっぽく、ロジカルだとか(←ミステリ好きなの、この辺りに由来するかも知れない)

で、一歩引いたところから、観察するんだとか(←わかる!)

と、まあ、人の輪に入るより、後ろから眺めている方が好きなタイプかな、うん。
だから、こう……一歩下がっている分、仲間に入って行かない自分は人づきあいに置いて、駄目駄目なんじゃないかと思うこともあったんですが。

でも、肯定的な言葉で書かれているので、今まで欠点のように思えていた自分の特徴が、何だか美点のように思えてくるというか。
いや、もう、照れちゃうな!(と、気持ちが前向きになる感じ)

私の場合は、割と当たっていました。
けれど、占いなので、必ずしも当たっていることばかりじゃないと思います。
その辺りも踏まえて、一度、自分を再確認する際には自分の星座の本を読んでみるのも、いいんじゃないかな?

天秤座天秤座
(2010/09/13)
石井ゆかり

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  • 2011
  • 09/25
  • Sun

「田舎暮らしの猫 トビー・ジャグと過ごした英国の四季」デニス・オコナー著

「田舎暮らしの猫 トビー・ジャグと過ごした英国の四季」デニス・オコナー著/

吹雪の夜に命を助けられたメインクーン種の仔猫はやがて……。
英国の田園から生まれた、ひとりと一匹の愛情と詩情あふれる物語!

ある冬、私は生涯忘れられない運命の猫に出会った――それがトビー・ジャグだ。
猫であって、猫以上の存在であるトビー・ジャグの思い出は、今も私のなかに大切にしまわれている。

「私」はイギリス北部の大学で教鞭をとる29歳の男性。
ある凍えるような寒い夜、「私」は罠にかかっていた瀕死の美しい猫を助ける。
すぐに動物病院に運ぶが、母猫と1匹の猫は助からなかった。
残された1匹も獣医に見放されるほど弱っていたが、安楽死のすすめを断わり、「私」は家に連れて帰る。

愛情こもった懸命の介護おかげか、仔猫は一命を取りとめ元気になったが、
今度は「私」が大学に行くあいだ箱から出てしまいそうなので、仔猫を綿をガラスの瓶(ジャグ)に入れておくことにした。
そして仔猫は「トビー・ジャグ」と呼ばれるようになった。
トビー・ジャグはとても小さいままだったが、どんどん成長し、好奇心いっぱいのやんちゃな仔猫になった。
いつまでもジャグに入れてはおけないので、犬用のハーネスで庭を散策させたりする。
「私」とトビー・ジャグはいつしか深い絆で結ばれていた。
おそるおそるであったが、「私」はハーネスをはずしてみる。でも「私」を慕うトビー・ジャグは、もうどこにも行くことはなかった。
トビー・ジャグのお気に入りは「私」の肩に乗ること。
トビー・ジャグはいつでも「私」の気持ちを読み、トビー・ジャグが肩に乗れば、ふたりは完璧なコンビだった。
そうして、猫以上の知性を持っているのではないかと思われるトビー・ジャグと「私」の、
静かななかにも愛情と冒険に満ちた田舎暮らしがはじまった。

トビー・ジャグの出自を探る「私」が知る意外な事実、そして預かった馬とトビー・ジャグとの友情、花火事件やトマト事件――など
数々の出来事を経験したひとりと一匹は、人間と猫以上の絆を結び、イギリスの豊かな自然を背景に1年がゆるやかに過ぎてゆく……
英国北部の田園で、メインクーン種の子猫と暮らした心温まる思い出を描いたメモワール。
当初、地方の小出版社から刊行されたが、口コミで評判が広がり、
2009年に大手出版社からペーパーバックで再刊行され、ベストセラーとなった

↑本の内容紹介から。

いや、もう、上の紹介文だけで私が感想を語る余地なんて、ないような気がしますが。
1960年代の雪の日、イギリスの田舎で瀕死の子猫を助けてから、その一年を綴ったノンフィクションです。
出会いの「冬」から、「春」「夏」「秋」と一年が飼い主こと、作者の回想で語られます。
トビー・ジャグ(猫)が可愛いのは言うまでもないですが、飼い主の溺愛ぶりも微笑ましく。
また一人と一匹が目にした自然豊かな光景が目に映るようでした。
もう本当に、家族というか恋人とでもいうような、絆故に十一年後、トビー・ジャグが病気で倒れてしまう最終章「さらば」は読んでるこちらも辛くなるほどでした……。
トビー・ジャグが亡くなった後は、惚れこんでかった大事な家から離れて。
本当に、この方はトビー・ジャグを愛してたんだな。
トビー・ジャグはこの方の元で生きられて、幸せだったよねと思える内容でした。
個人的にお気に入りは、鳥に驚いて飼い主の肩に逃げ込んだ際、驚き過ぎて思わず耳を噛んじゃったトビー・ジャグとか。
預かった馬と連れ立って行ったキャンプも読みどころでした。
↑に書かれているけれど、トマトや花火事件も印象的でした。
バツの悪そうなトビー・ジャグや、トビー・ジャグを助けようとする飼い主さんとかね。
読んでて、心が温かくなりました。良かったです。

田舎暮らしの猫 トビー・ジャグと過ごした英国の四季田舎暮らしの猫 トビー・ジャグと過ごした英国の四季
(2011/07/14)
デニス オコナー

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  • 2011
  • 09/14
  • Wed

「贋作と共に去りぬ」ヘイリー・リンド著

「贋作と共に去りぬ」ヘイリー・リンド著/

アニーは伝説の贋作師である祖父仕込みの腕をもつ、画家兼疑似塗装師。贋作作りの前科のためにサンフランシスコの美術業界では干されている。キュレーターの元カレに呼び出され、古巣の美術館でカラヴァッジョの鑑定をしたところ贋作と判明、直後に殺人事件が起こり元カレは行方不明に。真作の行方を探すアニーのもとにはハンサムな探偵が…。小気味よいポップなミステリ開幕。

↑本の内容紹介から。

絵画ミステリーということで、期待してました。
贋作師を祖父に持つアニーが主人公のコージーミステリになるのかな?
まあ、コージーのほのぼの感やまったり感はない、どちらかと言えば、ドタバタ、ジェットコースターです。
美術館所有の絵画を鑑定したところ贋作と判明、直後に殺人事件が起こって――と、次から次へと息つく間もなく展開していくお話に飽きることなく、かなり楽しめました。
中盤にしても、有る処に訪問、侵入、死体発見、新たな侵入者とバトル、逃走、食べる、エアーホッケーでバトル、酔っぱらう、置き去りされ憤慨しつつ、アパートに帰ったらスタジオが放火されてるとの電話が!――などなど(この間、大体50ページぐらいと)
470ページ近くあるのに対し、一気読みするには時間が取れなかったので、どのタイミングで本を置くか、迷う迷う(笑)
お話の展開もさることながら、登場人物も個性豊かで魅力的。
主人公のアニーは伝説的な贋作師を祖父に持ち、贋作技術を仕込まれ、未成年の頃ちょっとばかし贋作を描いたことで警察の厄介になったために、警察に協力しなければという常識は持ってるものの、積極的にも関われない。
そうして、その過去で一方的に振られた相手でも心配するくらいにはお人好しで、絵を見る目は確かだけれど、ちょっとドジっぽい。
そんなアニーのスタジオの新たな家主として現われたのがフランクさんで、美形だけど堅物。でも、割といい人っぽい。
他にアニーの前に現われたハンサムな探偵マイケル。いや、この人がね、もう曲者っていうか。
(ネタバレになるから自重しますが、色々とやらかしてくれるわけで)

マイケル、ヒドイ!と言いながら、読み手の私は大笑い(アニーにしてみれば、笑い事じゃないけれど)

他にもアニーのお祖父ちゃん。今回は電話と未完の回想録だけの登場ですが、かなりマイペースというか。何と言うか、いい味出してます。

巻き込まれ系のような、首突っ込み系のような、ドタバタミステリです。
アニーの一人称での語りはユーモアがあって、クスクス楽しい。
続きが待ち遠しいシリーズが出来ました! 面白かった!

贋作と共に去りぬ (創元推理文庫)贋作と共に去りぬ (創元推理文庫)
(2011/08/30)
ヘイリー・リンド

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  • 2011
  • 09/04
  • Sun

「パリ黙示録 1768 娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件」真梨幸子著



フランス革命の二十一年前。ルイ十五世治下のパリは、すでに革命の予兆を孕んでいた。貴族の醜聞を喜ぶパリ市民たち。訴訟趣意書を大きく脚色して儲ける印刷業者たち。とりわけ人々が喜ぶのは、若く美しき貴公子・サド侯爵の醜聞だ。そのサド侯爵が新たな暴行事件で訴えられた日。セーヌ河畔で最初の醜聞の相手であった娼婦ジャンヌが惨殺死体で発見された。あまりにも残忍な殺人を犯したのは、あのサド侯爵なのか?パリ警察でただひとり、放蕩貴族の監視を任務とする私服警部ルイ・マレーが捜査で出会う「悪」の姿とは…。

↑本の内容紹介から。

革命前のパリを舞台に、貴族の醜聞をもみ消す役目のマレー警部が主人公のミステリです。
(冒頭は革命後、牢獄に収監されているロベールの回想から入ります。彼が牢獄で過去を回想し、小説にするという形で入っていく)
復活祭の夜、サド侯爵が女乞食に暴行を働いたとして訴えられ、マレー警部は警察長官に呼び出され、まあ、もみ消しするように命令される。
そうして動き回っていたところ、同じ夜にサド侯爵の名を世に知らしめた最初の醜聞相手である、娼婦ジャンヌの惨殺死体が発見される。犯人はサド侯爵か?と、マレー警部が事件を捜査する。
お話自体はそれほど派手ではありませんし、どちらかと言うと小粒な印象ですが。
ジャンヌの人となりを追うなかで、彼女を語る人物によって、違う面が見えてくる。それはマレー警部にも言えて、トマ(マレー警部の弟で助手)の視点からマレー警部を追えば、警部もまた謎めいて来ると。
貴族への反感が高まりつつある背景を絡めたストーリーは面白かった。
警察が良かれと思って行動している善意が、反感によって真意が伝わらないところが、革命前の緊張感というか危うい感じを描いていると同時に、物悲しく。
(牡蠣を好物としている市民だけれど、食中毒を懸念して警察が販売を禁止したならば……ね)
そうして、ラストは犯人当てというより、警部の本領発揮は、なるほどそっちか(ネタバレ反転→もみ消し屋
マレー警部に、トマ、密偵のジュロ(この人は何だ、お笑い要員?)などなど。
キャラクターも面白く、彼らがこの動乱の時代をどう生きたのか気になるので、是非ともシリーズ化して欲しいなと思います。

パリ黙示録 1768 娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件パリ黙示録 1768 娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件
(2011/08/26)
真梨幸子

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気に入ったら同時代を舞台にした↓も、いいと思うよ。

ブラン・マントー通りの謎 (ランダムハウス講談社文庫)ブラン・マントー通りの謎 (ランダムハウス講談社文庫)
(2008/11/10)
ジャン フランソワ パロ

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鉛を呑まされた男 ニコラ警視の事件2 (ランダムハウス講談社文庫)鉛を呑まされた男 ニコラ警視の事件2 (ランダムハウス講談社文庫)
(2009/08/10)
ジャン=フランソワ パロ

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ロワイヤル通りの悪魔憑き (ニコラ警視の事件3) (ランダムハウス講談社文庫)ロワイヤル通りの悪魔憑き (ニコラ警視の事件3) (ランダムハウス講談社文庫)
(2010/02/10)
ジャン=フランソワ パロ

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