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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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  • 2011
  • 11/23
  • Wed

「世界が終わる灯」 月原渉著

「世界が終わる灯」 月原渉著/

ニュージーランドの山間を走る豪華寝台列車。ジュリアンとバーニィのふたりは、大学進学を前にこの列車に乗って旅に出ることにした。しかし、優雅な旅を楽しんだのもつかの間、乗員が鍵のかかった客室で、凄惨な首なし死体となって発見される。走行中の列車では降りる人も乗る人もいない。数少ない乗客、あるいはどこかに潜む何者かの犯行なのか?そして、トンネル内で急停車した列車からは次々と人が消え―。常軌を逸した状況で起こった不可能犯罪。残された乗客が導きだした真相とは。

↑本の内容紹介から。

「太陽が死んだ夜」の作家さんの二作目です。
前作と同じキャラが出てきますし、その後の二人ですが、前作の事件の重要部分には触れていないので、今作から入っても大丈夫です。
卒業を前に、ニュージーランドを走る豪華寝台列車で旅することにジュリアンとバーニィ。
鍵の掛かった部屋で首なし死体となって発見されて――と。
捜査に踏み出すけれど、列車の従業員が消えていくと、お話はミステリ好きには興味を引く要素を散りばめられていると思うのです。閉鎖空間とか、首なし死体とか、双子とか。
色々期待したけれど……。
(ネタバレ反転→双子が出てくる必然性がなかったような。別に一人でも良いんではないかな、と。証言者が必要なら、むしろ他人で頭数を増やした方がいい気がしました
後、今回もバーニィは探偵役じゃないんですね……。
文章は端正で前作同様に好みなんですが、内容はもう少し濃くっても良いかな。
今回の犯人が動くに至った理由というか「夜光雲」の正体は、現在の日本にとっても無関心ではいられないと思うんですよね。
(ネタバレ反転→放射能による被爆
その問題をもう少し掘り下げたら、お話にも厚みが出ると思うのですが。
うん、そういう風に厚みのあるお話を今までに読んでいるので、こうあっさりと纏められると物足りない感じが。
トリックもちょっとわかりやす過ぎるし、全体的に小粒にまとまり過ぎた感がありました。
さらっと読む、または読み慣れていないミステリ初心者さんにはいいのかな。

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  • 2011
  • 11/22
  • Tue

「天使のテディベア事件」ジョン・J・ラム著

「天使のテディベア事件」ジョン・J・ラム著/

美人の愛妻とともにテディベア・ショーに参加したブラッドリー。今回は妻の自信作だけでなく、なんと自らが製作したダーティーベアリーも出展するのだ。そんな晴れ舞台の直前、暴力夫から救った女性がなんと有名な“にっこり天使のテディベア”の作家だったことが判明。だがその愛らしいクマの姿に似合わず、彼女の周囲にはなんだか険悪な空気がただよっている。好評、テディベア大好き元刑事と愛妻のおしどり探偵シリーズ第2弾。

↑本の内容紹介から。

「嘆きのテディベア事件」に続く、元刑事ブラッドリーとテディベア作家アシュリーのおしどり夫婦コージーミステリの第二弾です。
今回は地元ではなく、テディベア・ショーが行われるイベント先でのお話だったので、前作のキャラがあまり登場しなかった!
(シスコンのジョシュや元スパイのセルゼイさんとか、楽しみにしていたのに!)
とはいえ、二人のラブラブぶりは相変わらずです。
今回はブラッドリーに色目を使う女性が現れたりして、アシュリーが怒っている。しかし、単なる嫉妬ではなく、さらりと惚気るという高度な技を見せる。

「禁断の果実は甘い、って?」
「そう。そして、妻を心から愛していると宣言する男性くらい手を出しちゃいけないものがほかにある?」
「だけど、こんなぼくのどこがいいんだ?」
「ブラッド、あなたは自分がどれほどすばらしい夫かわかっていないの。まあ、そこがいいとこでもあるんだけれど。めったにない掘り出し物を見つけたわたしのことを妬んでいる女性が、この会場にも二百人はいると思うわよ。あの人――リーサと言ったかしら?――は、たまたまほかの人よりモラルに欠けていただけ」
P122


と、今作はアシュリーが怒る場面が割と、多め。しかし、怒るとアシュリーは怖いな!(後半、とある刑事をかなりビビらせていたりと)
そんなところも読みどころ?(笑)
そうしてショーの会場で事件が起これば、何とブラッドリーが容疑者候補に!
そして「逮捕」されちゃった!
コージーとしてはこういう展開はそう珍しくないんですが(多分)、その後の展開が元刑事という設定で、他とは違っていて面白かったです。
普通だと、誤解が解けて釈放されたら、警察の鼻をあかそうとするんですが。ブラッドリーは刑事たちの間違いを逆手にとって、脅す。そして、自分を捜査に介入させるという。
他に、ショーに参加した二人のテディベアが読んでいて、可愛いったら!
アシュリーのはお菓子をモチーフにしたテディベアで、ブラッドリーもダーティハリーをモチーフにした「ダーティべア」で参加。
読みながら、もうその姿を見てみたくなりました。
ケーキのテディベアとか、もう、可愛いだろうな。
最後にはブラッドリーも次の新作テディベアのアイディアに眠れなくなっていたり(笑)
第三弾、待ち遠しいです。

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  • 2011
  • 11/19
  • Sat

「誰かが足りない」宮下奈都著

「誰かが足りない」宮下奈都著/

予約を取ることも難しい、評判のレストラン『ハライ』。10月31日午後6時に、たまたま一緒に店にいた客たちの、それぞれの物語。認知症の症状が出始めた老婦人、ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない青年、人の失敗の匂いを感じてしまう女性など、その悩みと前に進もうとする気持ちとを、丹念にすくいとっていく。

↑本の内容紹介から。

美味しいと評判でなかなか予約がとれないレストランに、六組の客が予約を入れるまでの過程を書いた短編連作です。

故郷に帰れずにいる青年、認知症が出始めた老婦人、忙しさに忙殺されつつある女性、母の死がきっかけで引きこもりになった青年、延々とオムレツを焼き続ける料理人の青年、人の失敗の匂いを感じてしまう女性と。
それぞれが抱える足りないものへの悩み(誰かであったり、自分の中に対するものであったり)に向き合いつつ、それでも前へ進もうとするお話でした。
お店へ予約する――美味しいご飯を食べようという約束も、明日への希望があるからですよね、と。
読後しみじみと感じて、何だか読んでいるこちらまで気持ちが前向きになるような。

予約6のお話は、人の失敗の匂いを感じ取るということで、いきなりファンタジーっぽくなって、ちょっと戸惑いましたが、このお話が好きかな。
最終的なエピローグも含んでいるというところもありますが、深刻になりすぎずにもっと肩の力を抜いてというような↓メッセージが(私が勝手に読んで受け取ったものですが)ふわりと温かくて、ね。

「キルケゴールが書いてた」
 死に至る病というのは絶望のことだと。あの本は泣ける小説でもノンフィクションでもなく、哲学書だった。
「失敗自体は病じゃないんだ。絶望さえしなければいいんだ」
P168

 失敗したって、笑っていいんだ。笑ったらいいんだ。そうわかったら、もう怖くなくなった。失敗も、そして、生きていくことも。
P169


何かが足りないということ、誰かが足りないということは、幾らでもこれからその穴を埋められる、これから出逢えるという、沢山の可能性(希望)に満ちているではないなと。
うん、不足は決してマイナス(駄目ないこと)ではないんだと、読んでいてそう思いました。

誰かが足りない誰かが足りない
(2011/10/19)
宮下 奈都

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  • 2011
  • 11/15
  • Tue

「水の柩」道尾秀介著

「水の柩」道尾秀介著/

私たちがあの場所に沈めたものは、いったい何だったのだろう。
五十数年前、湖の底に消えた村。少年が知らない、少女の決意と家族の秘密。
誰もが生きていくため、必死に「嘘」をついている。

いま最もまぶしい作家が描く、成長と再生の物語。

老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。絶望と希望を照らす作家・道尾秀介がおくる、心に染みる人間ドラマ!

↑本の内容紹介から。

道尾さんの新刊です。
ミステリ(事件が起こって謎を解く)とは、ちょっと違う。どちらかと言えば「光媒の花」や「月と蟹」といった文学系統だと思いますが、ミステリ的な手法でお話が紡がれているので、それ以前の道尾さんの作品で騙されてきた人たちにも楽しめるのではないかと思います。
お話は普通を嘆く少年・逸夫と普通を欲する少女・敦子、そして嘘を塗りかためて、生きてきた祖母・いくを主軸に。
各章の始めは物語の現在、それから九か月前の過去を回想という形で進みます。
最初、この時系列が呑み込めないと混乱しそうですが、直ぐに慣れるかと。
というわけで「現在」では「過去(九か月前)」に何があったのか、おぼろげながらも暗示されているので、読んでいて知るのが怖いような、だけど何が起こったのかハッキリと知りたいような焦燥感を覚えつつ、ページを捲ってました。
失って初めて気づく普通で退屈な日々の尊さがじわりと沁みてくると同時に、やり直そうと思えば先は在るのだと、教えてくれるお話でした。
繊細で丁寧な心理描写(個人的には、敦子が「暗闇」を恐れた気持ちがわかって、ヒリヒリした)と、絵になるなというような情景描写(このお話の中に描かれていた天泣が本当に綺麗で、一度見てみたいな)。
それが美しい文章で描かれていて、お話もそうですが澄んでいて、心の鬱屈が洗い流されるかのよう。

「まず思い込むことが大事なんだよ、何をするにしても。世の中のほとんどのことには、どうせ正解なんてないんだから。面白いとか正しいとか、何でも思い込んだもん勝ちだよ」P58

――とにかくぜんぶ忘れて、今日が一日目って気持ちでやり直すの。P269


生きるということは、前へ進むということなら――、この本はそっと背中を押してくれるようなメッセージが詰まってて、読後は自分なりにがんばってみようかと思えるような。
そんな気持ちになりました。

本の内容もそうですが、装丁もとても綺麗。
中身も「水の柩」というイメージに合わせて作られていて、素敵でした。

水の柩水の柩
(2011/10/27)
道尾 秀介

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  • 2011
  • 11/12
  • Sat

「緋色の楽譜 上・下」 ラルフ・イーザウ著


「緋色の楽譜 上」 ラルフ・イーザウ著/

百二十四年の眠りからさめたフランツ・リストの自筆の楽譜。演奏されたその曲を聴いた若き美貌の天才ピアニスト、サラ・ダルビーは光輝くシンボルが目の前に浮かぶのを見た。それは、サラが母から譲り受けたペンダントに刻まれているものと寸分違わぬモノグラム。そのモノグラムが、続いて現れた一篇の詩が、サラを嵐のただ中に投げ込んだ。何者かがホテルの部屋を荒らしてリストの楽譜を奪い、サラの命を執拗に狙う。謎を解く鍵はサラが見たリストの詩のなかに。ミヒャエル・エンデに続く現代ドイツ文学の旗手が贈る、時空を超えた破天荒で壮大なミステリ。

↑上巻の内容紹介から。

「緋色の楽譜 下」ラルフ・イーザウ著/

暴漢に襲われたサラを助けたのは、かつてサラのストーカーとして捕まった男ヤーニンだった。彼によると、リストの楽譜を狙ったのは、大昔から〈力の音〉をの力で人々を操ってきた秘密結社だという。リストが何処かに隠した《緋色の楽譜》こそ彼らが探し求めるもの。サラはヤーニンと共にリストの詩を手掛かりに《緋色の楽譜》を追う。パリ、ワイマール、コペンハーゲン……そしてローマ。ヨーロッパ全土を駆ける、迫力に満ちた大作。

↑下巻の内容紹介から。

火事によりかくされていたリストの楽譜。それがお披露目される場で、主人公であり共感覚(色聴・音を色や形で認識することが出来る)の持ち主サラはその音色に秘められた詩篇を目にしたことから、とある結社の陰謀に巻き込まれます。
楽譜のコピーを持ち帰ったところ、彼女を連れ去ろうとする輩が現われるんですが、そのピンチに颯爽と剣を持って現われた黒騎士に、イケメンかっ!と期待しましたが――サラのストーカーとして過去に捕まっていた老教授ヤーニン。
(イケメンではなかった! ……にちょっとガッカリしましたが。まあ、その辺りは後半になれば解消されますので、ご心配なく(笑)
ヤーニンの話によれば、〈力の音〉をの力で人々を操ってきた秘密結社がリストの楽譜を奪おうとしたらしい。
リストが音色に仕掛けた《緋色の楽譜》の隠し場所を示す暗号。サラは楽譜を求めて、サラがヨーロッパを駆けまわったり命を狙われたりと、敵の本拠地に潜り込んだりと、想像以上にお話が大きかったけれど、ハラハラドキドキで面白かった。
下巻に入ると、サラは有る人物と恋愛するのですが、彼は守人として動くことが出来ない。
サラは一人で旅立つわけですが、その先で助けてくれる人がいたなら、距離がこう近づくわけでしょう。
(個人的に守人の彼が好きなので、サラが彼の元に帰るかどうか、別の意味でもハラハラしました)
冒険小説と言っていいのかな? こういうの好きです。
お話は現代なんですが、言葉選びが原書がそうなのか、翻訳者の方のセンスなのか、ファンタジーっぽい。
それが<力の音>で人を支配して、世界を変えようとする秘密結社の存在などと合いまみえて、何か合っているといいますか。
うん、ファンタジーが好きな人にも楽しいんじゃないかな。
あと、ヨーロッパ各国の情景やサラが色聴なので音の描写が豊かで、音楽の蘊蓄もありと。
上下巻のボリュームで、実に楽しい読書体験でした。
オススメです!

緋色の楽譜 上緋色の楽譜 上
(2011/10/28)
ラルフ・イーザウ

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緋色の楽譜 下緋色の楽譜 下
(2011/10/28)
ラルフ・イーザウ

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  • 2011
  • 11/04
  • Fri

「チェット、大丈夫か? (名犬チェットと探偵バーニー2)」 スペンサー・クイン著



「チェット、大丈夫か? (名犬チェットと探偵バーニー2)」 スペンサー・クイン著/

伯爵夫人の愛犬でドッグショーのチャンピオン犬プリンセスのボディガードを依頼されたチェットとバーニーだったが、チェットの失敗で、即クビ。そして、その後、夫人と犬が誘拐されてしまった。おまけに、事件を調べていたバーニーの恋人スージーも失踪してしまう。いったい、何が起きているのか?警察犬訓練所を優秀な成績で卒業…はできなかったが、とにかく優秀で愛すべき名犬チェットが、おのれの嗅覚を信じ、危険もかえりみずバーニーをサポートするが…。チェットが犬の視点、犬の心ですべてを語る、全世界の犬好きの心を鷲掴みにした傑作ミステリ。

↑本の内容紹介から。

犬であるチェットが主人公、語り手であるミステリ、「ぼくの名はチェット」の続編です。
首を長くして、待ってました!
(出版社のメルマガで刊行予定が載っていないことに、何度ガッカリしたことか!)
内容紹介にあるように、警察犬訓練所を卒業し損ねた……食べ物に目がなく、落ち着きがなく、目先のことに囚われたらさっきまでのことを直ぐに忘れちゃう、そんなちょっと(?)お間抜けなチェットは、今作も相変わらずにお間抜けさんでした!(笑)
犬であるので、人間と意思の疎通が叶わなく、人間の言葉はわかるけれど、難しい言葉や言い回しは理解しがたく、勘違いしたりと。
チェットの語りで綴られる地の文はユーモアたっぷりで、読んでて楽しい。
お話は、ドックショーに出場するチャンピオン犬、プリンセスのボディーガードをすることになったチェットと相棒(飼い主)のバーニー。
一日、千ドルの報酬に、あまり経済状態が良くない探偵事務所を心配する(バーニーが折角手にした報酬を錫の先物取引に投資しちゃって(過去にアロハでズボンを作る会社に投資して失敗した過去あり)チェットは張り切るわけですが、そのプリンセスの餌を無意識に横取りしちゃって、即行クビに!(←何やってんの、チェット!)
そうしたら、プリンセスと飼い主の伯爵夫人が誘拐されてしまうという。
そうして誘拐事件を調べていたバーニーの恋人スージーもまた、巻き添えを食らって行方不明?
調査に出た先で、バーニーが襲われ、チェットも殴られて、バーニーと離れ離れに。
バーニーを探し回る先で、プリンセスを見つけたチェット(チェットとプリンセスは犬同士ですが、言葉が通じるわけではない)――二匹で行動することに。
プリンセスは高貴なワンちゃんと言った感じで、チェットとは対極にいるような子ですが、この行動を共にするうちに(一応、ネタバレ反転→二匹の間に仲間意識というか、信頼感が生まれていくところが、何ともイイ!。この二匹も一度、離れ離れになるんですが、再会したときの喜びようは読んでいて、こっちまで嬉しくなるような描写で、もうね!
チェットも魅力的ですが、バーニーもチェットを一人前の相棒として扱うところがやっぱり良いね。
(どう考えても、投資の話は騙されていると思うんだけど、それでも投資を続けるところは、オイオイと突っ込んでしまいますけれど)
チェットの過去やバーニーの過去もちょっと見え隠れしたり、ああ、今作も読んでいて楽しかった。楽しかった。
チェットの身体にちょっとしたシコリがあるらしく、それは今回では明らかになっていないので、色々と心配ごともあって、続きが待ち遠しい!
早く続編が読みたくて堪らないです。

チェット、大丈夫か? (名犬チェットと探偵バーニー2) (名犬チェットと探偵バーニー 2)チェット、大丈夫か? (名犬チェットと探偵バーニー2) (名犬チェットと探偵バーニー 2)
(2011/10/28)
スペンサー・クイン

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ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)
(2010/05/28)
スペンサー・クイン

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