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プロフィール

松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
写真は家のお人形さん
・マリア
(レッドデリシャス)
・アリス
(ユニバーシティオブラブ)
・ローズ
(モニークマニフィーク)
・ティナ
(セイディスプリンクル)
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(キスミートゥルー)
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(ミシャティビャーリュブリュー)
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*べべ
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(ダークラビットホール)
・ソフィア
(ミンティーマジック)
・メロディ
(プレイフルレインドロップス)
・ルーシー
(デヴィデラクール)
・グリシーヌ
(アドアーズ・アナ)
・クラリッサ
(ホームスウィートホーム)

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↓「彩」名義のお題サイト
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↓最近読んだ本など。
  




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  • 2012
  • 11/30
  • Fri

更新。

「秘密を閉じ込めて」、「君は入れない」更新しました。

滑り込みの月一更新。
あれ、おかしいな……この話を更新するときは、二、三話書き貯めているはずが……。
別の短編に取りかかったり、お題とネタのすり合わせが上手く行かなかったりと……。
結局、ストックは一話だけ。

話変わりますけど、この17番目のお話は言葉選びで、どうなんだろうなと、思っていたり。
特にその辺が目立つかな、と。
とはいえ、「メイド」という読みを最初に選んだ時点で、既にあれなので。そちらで統一することにしています。
決めているけど、実際、どんな感じに読む人が受け取るか。
……べ、別に、それで更新を渋っていたわけじゃないですけどね!
以下、読書のまとめ。10月と11月分です。

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  • 2012
  • 11/28
  • Wed

お洋服。

新しいお洋服、オークションで落札したよ!
落ち着いた秋らしい色合いの、でもとっても可愛いドレスです。

というわけで、お披露目!

↓人形が苦手な人は開かないでくださいね!

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  • 2012
  • 11/24
  • Sat

メモ。

コメント、ありがとうございます!
返信していますので、よろしければ覗いてくださいませ。
その他、拍手もありがとうございますね。
……のんびり運営になっていますが、がんばります。がんばりますとも。

うん、マリア姫とアリス嬢をお迎えして、妄想力だけは鍛えられている気がします。
問題は幾ら頭でお話を膨らませても、実際に書かないと、皆にお披露目もできないところが、なかなか難しいところでありますが。

と、自分用のメモも兼ねて、ドールのお洋服作りに良さそうなサイトさんを紹介。
色々とブライス関係のブログなどを周って、見つけたり。検索したり。
果たして、ここを覗いている人に需要があるのか、わかりませんが。

まだ利用したことなかったりするところもあるけれど。

ボタンなど、資材を扱っているところ。
IVORY

Pb'-factory

服や靴、かばんなど、色々。
ドールスタジオ

生地など扱う、手芸屋さん。
オカダヤ
10cmからのカット売りをしているので、ドールなどそんなに生地が必要がない小物作りをする人には、オススメです。

手芸ナカムラ
安いです。ただ、メール便が利用できないので、買うならある程度の量をまとめ買いした方がいいかも。

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  • 2012
  • 11/23
  • Fri

新しい子。

十月からこっち、ちょっと帰りが遅くなったりと。
地味に忙しかったりします、こんにちは。

まあ、それでストレスが溜まっていた……というわけではないと思いますが!

あ、新しい子をお迎えしちゃった!

というわけで、ご紹介。
(……けど、前髪が収まっていないので、前髪隠した別のお洋服で)
前髪がある方が好みだし、可愛いので、また日を改めて撮影会をしたいと思います。

とりあえず、公式ではこんな感じのお嬢さん→「こちら

二人とも可愛くて、疲れているときは眺めているだけで癒しになります。

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  • 2012
  • 11/18
  • Sun

「体育館の殺人」青崎有吾著

「体育館の殺人」青崎有吾著/

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。外は激しい雨が降り、現場の舞台袖は密室状態だった!?現場近くにいた唯一の人物、女子卓球部の部長のみに犯行は可能だと、警察は言うのだが…。死体発見現場にいあわせた卓球部員・柚乃は、嫌疑をかけられた部長のため、学内随一の天才・裏染天馬に真相の解明を頼んだ。なぜか校内で暮らしているという、アニメオタクの駄目人間に―。エラリー・クイーンを彷彿とさせる論理展開+抜群のリーダビリティで贈る、新たな本格ミステリの登場。若き俊英が描く、長編学園ミステリ。

↑本の内容紹介から。

鮎川賞受賞の新人さんの作品です。
放課後の旧体育館で発見された遺体。現場は密室と化していて、尊敬する先輩に容疑がかけられる。先輩の疑惑を晴らすべく柚乃は、テストで満点を叩きだしたアニメオタクに相談することに――。
紹介文であるように、論理展開で事件の謎に迫り解決していきます。
探偵役の裏染くんが学校の部室で生活し、日夜アニメ観賞し言動の端々にアニメネタを繰りだしてきますが。
その辺のアニメネタはわからなかったけれど、特に問題なしで面白かったです。
(柚乃も裏染くんの言ってることがわかんないと、軽く流している程度なので。推理に関わって来るというわけでもなく)
だから別にアニメオタクって記号を付けなくても良かったんじゃないかなーと、ちょっと思いました。
充分、キャラは確立されていた気がするし。
まあ、裏染くん以外は印象が薄い気がしないでもないのは、彼の論理がお話の大部分を占めるからだと思います(←ようするに、彼が一番喋っているから)
ただ、論理で進むので、心理描写に読みごたえを求める側としては、その辺がないのが残念というか。
(この辺は、好みの問題ですね)
体育館という舞台の使い方や、傘一本を手掛かりに論理を構築していくところは本格好きとしては好感。
まあ、ちょっと突っ込みたい部分もなきにしもあらずですが。
(裏染くんを動かすのに、お金を支払うって。普通に、学校で暮らしていることをばらすぞって脅せばいいんじゃね?と思う私は、性格が悪いですか(笑)
後、十万とか、高校生がポンと口にする金額に違和感を覚えるのは、私が貧乏だからかな(苦笑)

体育館の殺人体育館の殺人
(2012/10/11)
青崎 有吾

商品詳細を見る

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  • 2012
  • 11/15
  • Thu

「支配人バクスターの憂鬱」ケイト・キングズバリー著

「支配人バクスターの憂鬱」ケイト・キングズバリー著/

ここは紳士淑女御用達の隠れ家、ペニーフット・ホテル。暑い夏に賑わうホテルをよそに、支配人バクスターは不機嫌だった。新しいドアマンが、宿泊客になれなれしすぎるのだ。苦言を呈したものの、セシリーはとりあおうとしない。そんなとき、宿泊客がバルコニーから転落死した。ホテル内で起きた事件にセシリーがおとなしくしているはずもなく、堅物の支配人の憂鬱は深まるばかり。

↑本の内容紹介から。

二十世紀初頭(作中ではヴィクトリア女王が崩御し、評判よろしくないエドワード王が王位についた)のイギリスの地方で紳士淑女たちの隠れ家的ホテル「ペニーフット・ホテル」を舞台にした、コージーミステリのシリーズの第五弾です。
序盤、ホテルで新たに雇われたハンサムなドアマンの甘い言葉に、たぶらかされる熟女たち(フィービに、メイド頭のチャッブ夫人)が、面白い。
「まったくです、奥様。その麗しいお声を聴く喜びにあずかれますとは。どうかわたしの一日が完璧になるよう、笑顔のほうも見せていただけませんでしょうか?」
(P13より)

「実に美しい名前だ。その名が唇からこぼれ出るとき、それは我が誉れ、我が喜びとなるでしょう」(P101より)
ドキドキしたり、ムラムラしたりと、まるで乙女のよう。
そうして、バルコニーから転落死した男性の子供。この子が、もう、げんこつを脳天に叩き込みたいくらいの悪ガキで、身重のガーディやら従業員たちが振り回されたら……。

な、何か、……あっちこっちで、ギスギスしはじめた?(汗)

何だかんだとあって前作で、こう、従業員たちの間にいい感じの絆が出来ていたと思っていただけに……うわ、何か、どうなっちゃうの?と。
ハラハラ、ハラハラ
この時代の窮屈さに辟易し、それに囚われない自分でありたいと思っていたホテルオーナーのセシリーもまた、息子がアフリカから奥さんを連れて帰って来たけれど、何だか馴染めず、自分の中にある偏狭さを知ったり、と。
今回は事件の謎よりは、人間関係の方に目が行ったかな。
思いのほか、セシリーがバクスターを意識しているのも垣間見え、ニヤニヤニヤニヤ。
しかし相変わらずの堅物ぶりを見せるバクスターでしたが、ラストで何だか謎めいた発言を!
その真意が気になるところ。
続き、早く!

支配人バクスターの憂鬱 (創元推理文庫)支配人バクスターの憂鬱 (創元推理文庫)
(2012/10/20)
ケイト・キングズバリー

商品詳細を見る

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  • 2012
  • 11/11
  • Sun

「ドックウォーカーの事件簿名犬バディは行方不明」ジュディ・マコーイ著

「ドックウォーカーの事件簿名犬バディは行方不明」ジュディ・マコーイ著/

エリーは犬の散歩代行業をはじめたばかり。ところが犬を迎えに行くと、飼い主が玄関口で亡くなっていた。さらに、なぜかその家の愛犬バディが見当たらない。捜査担当のライダー刑事が犬の行方に無関心なため、自ら探しはじめたエリー。知らぬ間に犯人の邪悪な目的へと近づきすぎて…。小型犬たちも大活躍のコージーミステリが日本初登場。

↑本の内容紹介から。

動物保護施設で、エリーは昔飼っていた(結婚後、母親に預けていて事故死した)愛犬ルディの生まれ変わりと再会したところから、お話は始まります。
そして、エリーは心を通わせた犬とお喋り出来るという、そんな能力に目覚めます。
このお話、虐待されたり捨てられたりした動物たちを助ける組織(?)を支援するチャリティのために書いたと言うだけあって、犬たちの気持ちを代弁しているというか。
エリーはどちらかというと犬側の人間で、彼女の依頼主が飼っていたチャンピオン犬が行方不明になったことで、そのわんこを捜したい奔走します。
エリーとしては犬を捜したいだけなんだけど、現場をうろつけば、サム刑事と意見がぶつかる。
エリーは結婚はもうこりごりと思っているんだけど。サム刑事は彼女が理想とするハンサムさんで。
そしてサム刑事も一度、結婚に失敗していて、女性と縁遠くなっているところへちょっと好みのエリーが現われて、気持ちがぐらつくという。
意見を衝突させながらも、認めたくないけど、気になる――という関係で、こういうツンツン関係が好きな私としては、ニヤニヤ。
そういう二人の気持ちというか、欲情(笑)をルディは敏感に察しては、
「あなたはわたしのすべてなの」”そうやってめそめそしているきみは最高にかわいいよ”ルディはエリーの頬をぺろりとなめた。”わかった、いい子にしてる。でも、あいつがきみに指一本でも触れたら、どうなるかわからないぞ”
(「ドックウォーカーの事件簿」p68より)

ルディがエリーの保護者的、ナイトっぷりを発揮したりして。読んでて楽しかったです。
事件解決の場では、ワンコたちにも見せ場があって、面白かった!

ただ、(ネタバレ反転→エピローグで、エリーとサム刑事が仲良くデートした後、ベッドシーンまで書かれていて「えっ?」
いや、コージーってそういうところは、ないものなので。
個人的には、その辺りのロマンス小説的な部分は必要なかったかな?
(もしかしたら、続編への何かしらの含みがあるのかもしれないけれど)
まあ、その部分以外は個人的には面白かったです。あちらでは続きが出ているようだけど、どうなのかな。
続き、出るのかしら?

ドックウォーカーの事件簿名犬バディは行方不明 (幻冬舎文庫)ドックウォーカーの事件簿名犬バディは行方不明 (幻冬舎文庫)
(2012/10/10)
ジュディ・マコーイ

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  • 2012
  • 11/08
  • Thu

手作り記録。

色々と失敗を繰り返しながら(人形のサイズを誤解していたのが、敗因だったり)、一人前のお針子になるため精進中であります。
そのうち、この経験を生かしてお針子が主人公の小説など……というのは、冗談ですが。

わかっているようで、わかっていない基本を↓であらためて、勉強して。

はじめてのドール・コーディネイト・レシピ -お人形服作りの基本とコツ- (Dolly*Dolly Books)はじめてのドール・コーディネイト・レシピ -お人形服作りの基本とコツ- (Dolly*Dolly Books)
(2008/12/26)
関口妙子

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冬も間近ということで、姫にコートを作りました。
(※コートの型紙は上の本に載っていたものではありません。ネット上で個人的に使う分にはフリーのものを使用しました)
自分用メモも兼ねて、手作り記録。

人形が苦手な人は開かないでくださいね!

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  • 2012
  • 11/04
  • Sun

「首斬り人の娘」オリヴァー・ペチュ著

「首斬り人の娘」オリヴァー・ペチュ著/

一六五九年。ドイツ南部の街ショーンガウで子供が殺された。遺体にあった奇妙なマークを見た住人たちは、魔女の仕業だと殺気立つ。そして産婆のマルタが魔女と疑われて投獄される。だが、処刑吏クィズルとその利発な娘マクダレーナは、彼女の無実を確信していた。マクダレーナに恋する医者ジーモンとともに、二人は事件の真相を探りはじめる。しかし、そこに第二の殺人が起きる。街の有力者たちがマルタの処刑を求めるなかクィズルらは真犯人を突き止めることができるのか?ドイツ発のベストセラー歴史ミステリ。

↑本の内容紹介から。

長かった戦争(ドイツ三十年戦争)が、終結して約十年後のドイツが舞台の歴史ミステリです。
タイトルが「娘」なので、「娘」が主人公かな?と思いきや、どっちかというと「」と「に恋する医者の息子」が探偵役として捜査し事件の謎に迫っていきます。
(だから、「娘」をタイトルに入れたのかな?)
そんな娘の父で処刑吏を務めるヤーコプ・クィズル。彼の少年時代がプロローグにあり、一家の家業を継ぎたくないと。家を出、戦争中には傭兵をしていたけれど、処刑吏に戻って今は妻と娘マグダレーナに、まだ幼い双子のパパ。
いや、このクィズル父が傭兵をしていただけあって、強いの! カッコいいの!
田舎で子供が殺され遺体に記された印に、産婆が魔女として捉えられ、クィズルは産婆の無実を証明するため奔走します。
悪人には厳しいけれど、罪がない相手には処刑を免れるよう、無実を証明しようとする。
(処刑吏は刑を執行する役目であって、刑を決めるわけじゃない←ここがなかなか、苦しいところ)
でも、村の権力者たちは、町の平穏を取り戻すためにと、罪なき者を犠牲にしようとするところが、読んでいてなかなかに苦しかった。
(この時代に於いては、悪魔や魔女は実在する存在であったわけで)
……でも、この時代に限らず、現代でも自分に都合の悪いことを弱い人間に押し付けて、いじめるとか……ありますよね。
(そんなことを思うと、何で人間っていつの時代も変わらんのだろうと……辛くなったりしましたが)
そんななかでも、迷信に揺さぶられない人がいたり、血の繋がらない里子が行方不明になって、心を痛める人がいたりと。
後半、処刑吏クィズルたちが真相に近づく辺りは手に汗握って、面白かったです。
(ネタバレ反転→娘が敵側の手に落ちて、誘拐されるんですが。そのことを知った双子たちが泣きだすシーンは、グワッと胸を掴まれました。何気ない、数行の描写なんだけど、クィルズ家の仲の良さが表現されていて、個人的には良かったな。
敵側との闘いのシーンもまた、ハラハラした

父と「娘」に恋する医者の息子のコンビが良かったです。関係的には「娘」を間に挟む分、色々とあるんだけど(娘に厳しいようで、やっぱりちょっと甘いパパが、いいです!)。
でも、割と相手を信用しているというか。
ミステリとしては、多視点でお話が綴られているので、割と読者の方が先に犯人(というか、黒幕)に気づくと思うけど。
私はハラハラドキドキで、面白かったです!
4部作ということで、続きの翻訳も是非!

首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2012/10/05)
ペチュ オリヴァー、Oliver Potzsch 他

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三十年戦争を描いたこちらでも、処刑吏家族が出てきます。
こちらの方が外から描かれている分、処刑吏一家の立ち位置がどんな感じかわかりやすいかも。
聖餐城 (光文社文庫)聖餐城 (光文社文庫)
(2010/04/08)
皆川 博子

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このお話のハラハラ感が気に入ったら、「闇のしもべ」も面白いと思います。

闇のしもべ 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)闇のしもべ 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)
(2012/09/21)
イモジェン・ロバートスン

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闇のしもべ 下 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)闇のしもべ 下 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)
(2012/09/21)
イモジェン・ロバートスン

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  • 2012
  • 11/03
  • Sat

「バーニング・ワイヤー」ジェフリー・ディヴァー著

「バーニング・ワイヤー」ジェフリー・ディヴァー著/

突然の閃光と業火―それが路線バスを襲った。送電システムの異常により、電力が一つの変電所に集中、爆発的な放電が発生したのだ。死者一名。これは事故ではなかった。電力網をあやつる犯人は、ニューヨーク市への送電を予告なしに50%削減することを要求する。だがそれはNYに大停電を引き起こし、損害は膨大なものとなると予想された。FBIと国土安全保障省の要請を受け、科学捜査の天才リンカーン・ライムと仲間たちが捜査に乗り出した。しかし敵は電気を駆使して罠をしかけ、容易に尻尾をつかませず、第二の殺戮の時刻が容赦なく迫る。一方でライムはもう一つの大事件を抱えていた―宿敵たる天才犯罪者ウォッチメイカーがメキシコで目撃された。カリフォルニア捜査局のキャサリン・ダンスとともに、ライムはメキシコ捜査局をサポートし、ウォッチメイカー逮捕作戦を進めていたのだ。ニューヨークを人質にとる犯人を頭脳を駆使して追うリンカーン・ライム。だが彼は絶体絶命の危機が迫っていることを知らない―。

↑本の内容紹介から。

ジェフリー・ディーヴァーの代表作とも言える、四肢麻痺の犯罪捜査官リンカーン・ライムシリーズの第九作です。
「ソウル・コレクター」刊行から、三年ぶり?(別シリーズやノンシリーズが出てましたが)
もう、待ってたよ!
そんなライムたちチームが追いかける、今回の犯罪者が操るのは「電気」です。
原子力とかそういった話ではなく、雷や静電気のように、ビチバチと来る電気です。
その電気を自在に操り日常的に普段何気なく身近に存在しているものが、使われ方次第で恐ろしい凶器に変わることにゾクリとした。
いや、金属触るのが怖くなりますね。金属に触らなくても、身体が濡れていたら、電気は獲物を逃すことなく襲いかかって来るというか。
怖い、怖い。
そうして犯人は電力会社に脅しをかけ、第二の犯行を予告します。ライムたちはその事件を追う一方、以前の事件で取り逃がしてしまったウォッチ・メイカーがメキシコに現われ、彼を捕まえる捜査協力も――と。
ライムに掛かる負担が大きくなっては、危険な発作を起こして――と。
事件だけではなく、人間ドラマ的な部分でも、今回も最後までハラハラさせられました。
(おとり捜査官のデルレイが情報屋に大金を支払ったのに、その情報屋が!とか。新米くんが事故を起こしちゃったり!とか)
でも、個人的に注目すべきポイントは、トムですよ!トムが、トムで、さすがトム!というか(うん、もう、プロだよね!)
後、今作で登場した発明家さんが味のあるキャラで、好きでした。
いや、今作も面白かった!
次の巻が出るのが待ち遠しいです。

バーニング・ワイヤーバーニング・ワイヤー
(2012/10/11)
ジェフリー ディーヴァー

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↓出来れば、こっちを先に読んでおいたほうがいいです。
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)
(2010/11/10)
ジェフリー ディーヴァー

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ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)
(2010/11/10)
ジェフリー ディーヴァー

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余談ですが先日のニューヨークハリケーンでの、発電所爆発映像(三分十秒少し過ぎた部分)を見て、この本を思い出さずにはいられなかったです。

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