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January February March April May June July August September October November December
2013(Sun)

更新。

更新報告。

「君が呼んだ、その先で」、「後日談 私は無知を知る」更新しました。

後日談です。
いつか、書こうと思いつつ。
でもこの程度のネタは直ぐに書かなくても大したことないし。
どうせ書くなら、もう少しお話を膨らませて…………と、保留にしていたものです。

そうして今月、更新するものがない! 何、書こう?
書いてみたいお話があるけれど、テーマが決まらない。
じゃあ、更新するのは諦めるか?
とりあえず、ファイルを開け!

という脳内会議の結果、出来上がったものです。
本来書こうとしていたものとは、違いますし。
お話を膨らませる以前に、小話程度で終わってしまいました……。
(今後の予定は未定ですが、今回のお話は特に読まなくても差し支えない内容だと思います)

えー、暇つぶしに何か、ないかなーとかいうお方だけ、お付き合いください。
中身が殆どないようなお馬鹿話ですが、作者の指が滑らかに動いたところを見ると……うん、作者は書いてて楽しかったです。

現在、サイトのサーバが安定していない模様です。
もし繋がらないといった現象が起こりましたなら、また時間を改めてアクセスしてくださいますと助かります。

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28

January February March April May June July August September October November December
2013(Fri)

「みすけん!」さかたき新著/「嘘解きレトリック 1」都戸利津著

読感/その他

気になっていたマンガ。
どちらもミステリが好きな私のツボを突いてくれました。

みすけん! (花とゆめCOMICS)みすけん! (花とゆめCOMICS)
(2013/06/20)
さかたき新

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これはミステリではなく、ミステリ研究会に不純な動機(イケメン目当てに)で入部した読書初心者の女の子が本の魅力に目覚めていく(本について語らう楽しさに触れる)お話です。
読み始めたら夢中になって、気がついたら寝るのを忘れていた!とか。
好きな本のことになると、饒舌になってしまうところとか。
小説の舞台となった場所に行きたくなるとか。
本好きの人にはわかるわかるという部分があって、ミステリ好きな人は勿論のこと、本好きさんにもオススメです!
ミス研だけあって、ミステリ小説の話題が中心なので。知っているミステリが出てくると、ニヤリとしちゃいます。(「十角館の殺人」「姑獲鳥の夏」など、私も好きだー)
あと、巻末で「みすけん!」に出てきた本のタイトルがリスト化されているんですが。
これが登場人物が持っている本の表紙などで、チラリと顔見せる程度なんですが。それを探すのも楽しい。

嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)
(2013/06/20)
都戸利津

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昭和初期を舞台に、人の嘘が声でわかるという女の子が主人公。
その異能故に疎まれて村を出た女の子が変な探偵と出会って居場所を見つけるお話です。
マイナスにしか見えなかった能力が探偵さんによってどんどんプラスに変わっていくところが、良かったです!
ミステリ要素もあって、異能力を上手く利用しつつ、論理的に事件を解決するので、ミステリ好きさんにもオススメです!

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26

January February March April May June July August September October November December
2013(Wed)

「猫語の教科書」ポール・ギャリコ著

読感/翻訳小説

「猫語の教科書」ポール・ギャリコ著/

ある日、編集者のもとへ不思議な原稿が届けられた。文字と記号がいりまじった、暗号のような文章。“£YE SUK@NT MUWOQ”相談を受けたポール・ギャリコは、それを解読してもっと驚くはめになる。原稿はなんと、猫の手になる、全国の猫のためのマニュアルだった。「快適な生活を確保するために、人間をどうしつけるか」ひょっとしてうちの猫も?描き下ろしマンガ(大島弓子)も収録。

↑本の内容紹介から。

謎めいた原稿を受け取った編集者から、相談を受けたポール・ギャリコ氏がその原稿を見て暗号めいた部分に気づき(タイプライターで、一文字押すところを周りの文字も押したらしいという推測から)読み解いたという設定の……小説。
これ、小説と言っていいんですよね?と迷うような、こちらは猫が若い猫たちのために書いた、人間の家を乗っ取る方法を記した手引書です(笑)
乗っ取ると言っても、猫が大きくなったり、宇宙人的に侵略者となるようなファンタジーでも、SFでもありません。
猫は猫のまま、ちょっと賢い猫が人間のタイプライターで、若い猫たちのために自分の経験談などを語って記した形です。
この賢いメス猫ちゃんが、お母さんを事故で亡くし、生きていくために人間の家に入り込むところから始まれば。
メス猫なので、視線が女性(後に母となる)で、もう男性である家の主人を手のひらの上で転がす様は、魔性の女というか。小悪魔というか。

 ~何が面白いといって、猫嫌いだと思いこんでる男を降参させるくらい痛快なことはありません。(P28)

 男は「ちぇっ、わかったよ」とわめくと、私を抱き上げ、懐中電灯をもって外にでました。おっかなびっくり抱いていて、私が彼のあごの下に頭を入れると「やめろってば、チビ」ともぐもぐいうの。私はその瞬間、その場で彼をモノにできることがわかりました。彼のおひげにちょっぴり頭をこすりつけてゴロゴロやればいいんだわ……
 でも私は急ぎませんでした。だって、もういつでも彼を好きにできるって、わかっているんですもん。いつか徹底的に私の奴隷にするためにも、ここで彼の抵抗力を弱めておこうと心に決めました。~(P33)


声なきニャーオや喉をゴロゴロ鳴らすことで、人間を完全に手玉にとり、メロメロにさせちゃう猫の賢さに震えました!
いや、もう、こんな小悪魔なレディに魅入られたら、男性はイチコロですね。
(男性に限らず、猫好きの人間は)
猫にふたまたを掛けられても、まさかと信じない入れ込み具合といい。食卓でのおねだりにおける、二人(主人と猫)との間に生まれる秘密は――奥さんに内緒で付き合っている愛人関係のような、匂いが。
猫の話であったんだけど、男女の恋愛駆け引きを読んでいるような(笑)
猫好き、動物好きの人は勿論、小悪魔さんや策士ものが好きな人も読んで楽しいかも!
とっても面白かったです!

猫語の教科書 (ちくま文庫)猫語の教科書 (ちくま文庫)
(1998/12)
ポール ギャリコ、スザンヌ サース 他

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25

January February March April May June July August September October November December
2013(Tue)

「探偵ダゴベルトの功績と冒険」バルドゥイン・グロラー著

読感/翻訳小説

「探偵ダゴベルトの功績と冒険」バルドゥイン・グロラー著/

20世紀初頭に入り爛熟期を迎えた文化都市ウィーン。音楽と犯罪学に打ち込む素人探偵ダゴベルトは、友人グルムバッハ夫妻との晩餐後、葉巻と珈琲を楽しみつつ、ハプスブルグ朝末期の社交界で起きる様々な難事件解決の顛末を披露する。「クイーンの定員」にも選出されたダゴベルト探偵譚から9篇を精選。オーストリアのコナン・ドイルと称される著者の本邦初となるオリジナル短篇集。

↑本の内容紹介から。

まだ貴族文化が根付く20世紀初頭のウィーンを舞台に素人探偵ダゴベルトの活躍を綴った短編集です。
そこそこに財産があるダゴベルトは、聖ペテロ風ヘアスタイル(言ってしまえば、頭の天辺が薄い……)の中年男性。
彼の趣味は探偵として活躍すること。
そうして素人探偵に心血を注ぐダゴベルトが友人夫妻に自らの活躍を披露するという形で綴らられます。
語って聞かせるという形なので、ほぼ会話で進行。この会話が楽しい!

「お願いがあるのだが」思い切ってグルムバッハが口を出した。「俺をあまりにもいてもいなくてもいい存在(カンテイテ・ネグリジアブル)みたいに扱わないでくれ。卑小な存在であるが、ここにいることには変わりはない」
「さきほどの侮辱は忘れていないぞ――君など空気と同じだ。ということで奥様、パーティーはあなたもご存じのように、とてもすばらしいものでした」(p296)


「あのね、ダゴベルト、いまは事実を知りたいの。話してくださらない」
「未開の西部の酒場では『ピアニストを撃たないでください。これでも一生懸命弾いているのですら』などという注意書きがよく貼ってあります。わたしもこうした法律上の恩典を要請したく思います。これでも一生懸命説明しているのですから」


滔々と自慢げに、時に話を脱線させては焦らそうとするダゴベルトと、真相が知りたくて堪らない夫人の突っ込み会話がね!
(ダゴベルトが事件の話を披露する番さんの場には夫人の旦那様がいるのですが、粗雑に扱われて、時折影が薄くなる。それがまた可笑しい)
先に述べた通り、まだ貴族文化が残る時代故に、事件は貴族の醜聞(スキャンダル)で脅されそうになっている人を救ったりといったものが多いです。
さすがにその解決方法はどうなの?と一部、思うところも無きにしも非ずでしたが。
会話を楽しむような感じなので、陰惨さもそうなく。テンポよく読めると思います!
面白かったよ!ダゴベルトの作品はまだあるみたいなので(もう一冊分?)出るといいな!

探偵ダゴベルトの功績と冒険 (創元推理文庫)探偵ダゴベルトの功績と冒険 (創元推理文庫)
(2013/04/20)
バルドゥイン・グロラー

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24

January February March April May June July August September October November December
2013(Mon)

手作り記録。

人形。

お人形さんたちに素敵なお洋服を着せてあげたいけれど、お財布の中身は有限です。
限りがあります。
悲しいことです……。

というわけで、手作りするわけですが、一向に腕が上がる気がしません。
「ドール・コーディネイト・レシピ」など、色々と揃えてみるも、可愛いなーで終わっております。
何故でしょう?

型紙通りに線を引いたり、生地を裁ったりするのが苦手なんですね、はい。

というわけで、簡単に作れるお洋服はないかしらと、パソコンで検索したら、あった!
(ドール用の着物の作り方とか、バックの作り方とか、検索すると見つかる見つかる。作り方の手順も写真付きなので、↑の本よりわかりやすいです。
「はじめてのドール・コーディネイト・レシピ」は作り方の手順が写真で載っていますが。他の本は型紙はあれど、文章だけの説明だったりするので、ちょっと難しいです(苦笑)

こちら」を参考にワンピースを作ってみました。
ブライスさんは頭が大きいので、背中開きにしてます。

ワンピースの生地は「こちら」のカットクロスを使用。
ピンク系の一番端っこ(→)の奴です。

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23

January February March April May June July August September October November December
2013(Sun)

「ハクメイとミコチ 1」樫木祐人著

読感/その他

最近、マンガを読まなくなったなぁ……と、思っていたけれど。
まあ、それはタイミング的なものだったのか。ここのところ続けて、読んだり。
下の「ハクメイとミコチ」は少し前に気になってチェックしていて品切れだったりしたので、読めずにいたんですが。
今回、他の本を買う時に思い出して、一緒にポチリ!
買って良かった、読んで良かった!

森の奥に住む身長9センチ(この世界の住人自体が、1メートル以下の世界ではないかと思うんですが)の女の子二人が主人公です。
(ハクメイが元気っ子で、男の子かと思っていましたが、帯には女の子だと書いてありました!)
修理屋として腕がいい(でも暇)元気っこのハクメイと、しっかりな風に見えてちょっとおっとりなところもある料理上手・家事上手なミコチ。
この二人の日常を生活感豊かに表現されています。
大事件は起こらないんですが(まあ、でも、二人にとっては噂の鳥を発見したり、火薬で家がぶっ壊れて野宿したりと)賑わう市場を探検したりアウトドア生活を満喫したりと日常的な、冒険があって、この世界を読者もまた知ることでドキドキワクワク感が得られる。
表紙のような丁寧な描き込みは、全コマに通じていて、絵としての見応えも抜群!

続きが楽しみなマンガに出会えました。
小人さんとか小さいものが好きな人には、全力でオススメ!
↓下のカバー絵で絵柄が気に入ったら、読んで間違いないと思います!
ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)
(2013/01/15)
樫木祐人

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22

January February March April May June July August September October November December
2013(Sat)

「孤児の物語 I (夜の庭園にて) 」キャサリン・M・ヴァレンテ著

読感/翻訳小説

「孤児の物語 I (夜の庭園にて) 」キャサリン・M・ヴァレンテ著/

昔ひとりの女童がいて、その容貌は糸杉の木と水鳥の羽毛を照らす新月のようであった。彼女は魔物と呼ばれ、おそれられ、スルタンの宮殿を取り巻く庭園で野生の鳥のように暮らしていた。そこに訪ねてきたのはスルタンの息子。女童は自らの瞼に精霊によって記された物語を彼に語って聞かせる。つぎつぎと紡ぎ出され織り上げられてゆく、物語の数々。合わせ鏡に映しだされる精緻な細密画のような、果てしない入れ子細工の世界。比類なき迷宮体験。現代のシェエラザードが語る稀代の書。ミソピーイク賞受賞作。

↑本の内容紹介から。

スルタンの庭園に住まう女童には瞼と目の周りに暗く深いインクを流したような痣があり、それ故に皆から魔物と見なされてる。追い出せば魔物たちの怒りを買うのではと、ある意味放置状態の女童。
誰にも顧みなかった彼女の元に、スルタンの息子が近づいてきます。度胸試しのようだった接近で童子は女童から、この文様は精霊に刻まれ、そこには沢山の物語が記されていると聞かされます。
その話を求める彼に彼女は、

「だれも近寄らぬわたしに、あなたは優しかった。お礼にさしあげられるのは、わたしの物語だけ。~略~」

と、庭園の彼女の隠れ場所で物語を語り始めます。
その物語は、語り手の話の中で物語が語られ、さらにその物語のなかで語り手が変わり、また新たな物語が語られるという入れ子細工のような構造。
顔に醜い疵を作った老魔女の話、その老魔女の鵞鳥の娘を殺してしまった王子の話、魔女の祖母の話、狼の話、石の娘の話、祖母の師の話、王子の父と母の話、王子が旅だった先で出会った居酒屋の主人の話、主人が実は熊だった頃の話と――。
語り手から語り手にバトンタッチされていくので、最初はなかなか把握し辛かったのですが、段々と繋がりが見えてくるとですね。
滅ぼされた国やら、復讐やら、予言やらと色々と私のツボを突いて来る来る。
それに語られるお話のモチーフに童話など(童話も昔話などの民話が元になっているから)、これじゃないかなと思うようなものを見つけては興奮。
(あくまで原型が似ている感じで、お話自体は違うものです)
女童の語る物語に魅了されて、話をねだっていた童子との関係も、どこか初恋のような匂いをやがて漂わせつつ、童子の姉が二人の邪魔をしては、童子を塔に閉じ込めれば、女童は塔の蔦を登って彼のもとへ。

「その……あなたが話の続きを聞きたいだろうと思って」

壮大な物語の中にも、この二人の可愛いお話にニヨニヨしつつ。
バラバラに思えた物語の断片が大きな物語を描きだす様は圧巻でした。
お話は大きく「草原の書」と「海の書」に分かれており、
「海の書」もまた、「草原の書」とは異なる展開で、
北の港街での少女が出会った女性の話、その女性が故郷で出会った三人の僧侶の話、僧侶が語る黄金の宗教都市の諍い、それによる死者の復活、死体を渡り歩く妖術師、復活した黒の女教皇の魔術によって狂わされ起こった惨劇――と広がっていけば、終盤で「草原の書」の登場人物が出てきて、繋がってきたりと。
二重三重の輪を描いて、広がるといいますか。
もう何か、凄い。面白かったです!

ラストに女童が告げる、この殺し文句が何と言うか。

「そう。もっと不思議でもっと面白いのを明日話してあげる。あなたが<庭園>に、そうわたしのもとに戻って来るなら……」

行くよ! だから聞かせておくれ!
続編が早く読みたいです。

孤児の物語 I (夜の庭園にて) (海外文学セレクション)孤児の物語 I (夜の庭園にて) (海外文学セレクション)
(2013/01/29)
キャサリン・M・ヴァレンテ

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↓もうすぐ発売の続編も楽しみです!
孤児の物語2 (硬貨と香料の都にて) (海外文学セレクション)孤児の物語2 (硬貨と香料の都にて) (海外文学セレクション)
(2013/06/28)
キャサリン・M・ヴァレンテ

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21

January February March April May June July August September October November December
2013(Fri)

写真加工。

人形。

三つばかり(正確には四つ)イラスト用のCGソフトを持っているんですけれど。
いつも使っているのは、一つだけなので、使い方を忘れている、忘れかけているということで思い出すために写真加工などしてみました。

まあ、いつも使っているのが一番、使いやすくて良いと言う結論に(笑)

しかし、これは古いソフトなので、このパソコンが壊れたりしたらもう使えない……(ひー)

↓加工した写真など。
(お人形さんの写真です)

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20

January February March April May June July August September October November December
2013(Thu)

マンガ

読感/その他

ブログを動かそうと言ったところで、日記ネタは読んだ本しかない(笑)
というわけで、ちょっと前から気になってたマンガを買って、読みました。
その紹介など。

王国の子(1) (KCx(ITAN))王国の子(1) (KCx(ITAN))
(2012/08/07)
びっけ

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王国の子(2) (KCx(ITAN))王国の子(2) (KCx(ITAN))
(2013/04/05)
びっけ

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イギリスの歴史ものかと思ってたら、ちょっと違った。
イギリスのエリザベス女王時代をモデルとして、完全な別世界。
でも起こる出来事は史実に近い――かな?
(あくまでも、近いであって、史実通りというわけではない感じ)

後の女王となる(史実通りに進むのなら)エリザベスと、彼女の影武者になった少年ロバートのお話。
少年ですから、まあ、女装ですね。
元々、舞台役者だったロバートは舞台でも女性役をやっていたので、女装によるコメディなところはないです。
(それにこの時代は、女優は存在しないんじゃなかったかな?→「恋におちたシェイクスピア」)
王の権力を狙い様々な人々の思惑が錯綜するなか、エリザベスとロバートが成長していく物語かな。
次の巻では影武者が、大きな役割を果たしそうで、楽しみです。

↓モデルとなっているエリザベス女王関連で私が知っているもの。
どれもなかなか面白いです。
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(2012/04/13)
グウィネス・パルトロウ、ジョセフ・ファインズ 他

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January February March April May June July August September October November December
2013(Wed)

「白雪姫には死んでもらう」ネレ・ノイハウス著

読感/翻訳小説

「白雪姫には死んでもらう」ネレ・ノイハウス著/

空軍基地跡地の燃料貯蔵槽から人骨が発見された。検死の結果、11年前の連続少女殺害事件の被害者だと判明。折しも、犯人として逮捕された男が刑期を終え、故郷に戻っていた。彼は冤罪だと主張していたが村人たちに受け入れられず、暴力をふるわれ、母親まで歩道橋から突き落とされてしまう。捜査にあたる刑事オリヴァーとピア。人間のおぞましさと魅力を描いた衝撃の警察小説!

↑本の内容紹介から。

「深い疵」に続く、ドイツを舞台にした警察小説、。ピア&オリヴァーシリーズの第二弾!
(正確には第四作目(?)になるのかな?日本での翻訳はシリーズの途中からです)
十一年前、二人の少女が行方不明になり、血まみれの車のトランクや発見された凶器といった状況証拠から、逮捕され刑を受けたトビアス。
彼自身は事件当夜の記憶がなく、故に自分が犯人か否かもわからない。無罪を主張できないまま、刑を受けます。
そして出所し家に帰ってみれば、両親は離婚。父親が経営していた食堂は潰れ、また土地などの財産も人手に渡っている現実に打ちひしがれる。
そんななか、彼の母親が突き落とされて重体に。この捜査で、ピアたちが関わってきます。
直感的なピアはトビアスが殺人犯であるというのに疑念を抱きます。同時期に基地跡地で発見された遺体は行方不明だった少女のもの。証言からすれば、トビアスが遺体を遺棄するのはかなり無理がある――と。
十一年前の事件の真相の謎と、またこの町に最近やって来た少女アメリー(過去行方不明になったもう一人の少女、白雪姫に容姿が似ている)は、事件とトビアスに興味を持って調べていたところ、有力な手掛かりを掴んだ矢先に行方不明にと。
幾つもの謎と愛憎渦巻く人間関係が錯綜し、最後まで面白かったです。
(事件の概要は見えても、ハラハラ展開があって)
事件面でなく、捜査陣のプライベート部分も描かれているのですが、今回はオリヴァーが、何か、ね。
色々、あったよ。心配するような落ち込み具合と、心配して損した復活具合に(苦笑)
今作も登場人物が多かったけれど、さほど気にならず。むしろ色々な女性像(男性像も)が読み応えがあって楽しめました。
いや、ホント、良い意味でも悪い意味でも、女性が目立ってました。
アメリーもゴスの奇天烈な少女のように見えて、しっかりしていたし。
辛辣な物いいをするけど、冷徹に物事を見ているティースの叔母など。
白雪姫のモチーフをなぞらえている部分など、童話好きとしては探すの面白かったです。
(アレとか、アレとかは、それだよね?)
このシリーズ、次はシリーズの最初に戻るそうです。
今では悩みをあけすけに語るような信頼関係を築いている(恋愛関係はないです→)ピアとオリヴァーの仲悪い頃?がみられるのかと思うと、楽しみです。

白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)
(2013/05/30)
ネレ・ノイハウス

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深い疵 (創元推理文庫)深い疵 (創元推理文庫)
(2012/06/21)
ネレ・ノイハウス

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January February March April May June July August September October November December
2013(Tue)

新しいお洋服。

人形。

ブログでのTwitterの表示が見えなくなっていますね。
(一時的なものかな?余り続くようでしたら、リンクを外したいと思います。その折には、鍵を掛けようかと思ってます)
呟きを生存報告として、日記代わりにしては……ブログを放置気味にしていました。
もう少し、ブログの方も動かしていきたいです。
本の感想も書きたいです。
書こうとするけど、本が見当たらないと……(←次々と本が積まれては、山があっちからこっちへと移動しまくるので)タイミングを外したり、ネタバレを考慮したりと書きそびれている本がありますしね……。
日常は忙しかったりするなか、本読んだり本読んだり、お人形さんを愛でたり、お人形さんと遊んだりで。
あれ、全然、小説書いてない?
(…………)

それはともかく。
先日、オークションでお人形さんのお洋服を入手しました。
Twitterでも写真アップしたし、写真ブログの方でも上げていますが。
(いざ、ブログを書こうとするとネタがない……)

清楚なお嬢様といった白いドレスが、可愛いんですよ!可愛いんですよ!(興奮)
皆、可愛いけど。
誰が一番似合ってるかしら?

(.. Read more)


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January February March April May June July August September October November December
2013(Wed)

「島はぼくらと」辻村深月著

読感/国内小説

「島はぼくらと」辻村深月著/

母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。
「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、
島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。
故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。

↑本の内容紹介から。

直木賞受賞後の辻村さんの第一作は書き下ろしです。
(ミステリ要素はないです)
青春――というよりは、四人の高校生の目を通して綴られた故郷の「物語」かな。
瀬戸内海にある冴島で暮らす四人の高校生は、高校がないために本土にフェリーで通っています。
最終の便を逃すと島に帰れないために、部活動もままならない。それでも演劇部に所属する、新くん。
女三人で暮らす、朱里さん。島でホテルを経営するため、東京からやって来た源樹くん。網元の一人娘である衣花さん。
冴島はIターンやシングルマザーを積極的に受け入れています。そこへ自称作家と名乗る男性が「幻の脚本」を探している様子。
この自称作家のイヤらしさは、さすが辻村さんといいますか(笑)
実にイヤらしい小者っぷりで、穏やかな島の空気を掻き乱すような感じで、読み始めたときは直木賞受賞作のような「厭」系の話かな?と不安になりましたが(まあ、小者だったので!というか、割とサッと退場したのには驚きましたが、軸は「幻の脚本」にあった。
お話は四人だけの物語ではなく、小さな島にも社会はあって、医者がいないこと、また進学など色々な問題での別離、それに自然災害といった(震災による福島のお話など、冴島が抱える火山問題を通し)、社会問題も絡めて
やって来る人、出ていく人、帰って来る人、留まる人の物語が折り重なって、良かった。
「幻の脚本」に託された励ましと祈りもじんわりと心にしみて来る。
あと、今までの辻村さんのお話は、田舎の窮屈さみたいなものを前面に押し出していて、田舎好きとしては「ちょっと」と思うところがありましたが、今作では「故郷」という、温かさを感じさせるお話でした。
辻村さんの作品では、他作品の登場人物がチラリと登場したりすることがあるのですが、今作でもまさかのあの人が、顔を見せたてくれたのも嬉しかったです。
講談社から出ている辻村作品が好きな方には、特にオススメ!

島はぼくらと島はぼくらと
(2013/06/05)
辻村 深月、五十嵐 大介 他

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January February March April May June July August September October November December
2013(Sun)

手作り記録。

人形。

コメント、ありがとうございます!
お返事のページにて、返信していますのでよろしければ、覗いてくださいませ。
拍手も、いつもありがとうございますね!
このような時にか、反応を返していませんが、頂くたびにこっそりと喜びをかみしめております。
励みになります。がんばります!

と、話変わって。

色々と集め出したら、止まらない。
生地やレースなどで、コツコツと。
お人形さん関係のものを充実させるべく、手作りしております。

未だに、袖付けが出来ませんが!

適当に作っているのが、バレバレですが!

↓そんな感じの、手作り記録。

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January February March April May June July August September October November December
2013(Sat)

「シスターズ・ブラザーズ」パトリック・デウィット著

読感/翻訳小説

「シスターズ・ブラザーズ」パトリック・デウィット著/

粗野で狡賢い、冷血漢の兄・チャーリー。ふだんは心優しいけれど、切れると大変なことになる弟・イーライ。悪名轟く凄腕の殺し屋シスターズ兄弟は、雇い主の“提督”に命じられ、ある山師を消しにサンフランシスコへと旅立つ―理由はよくわからぬまま。兄弟は何に出遭い、何を得て、そして何か失うのか?ゴールドラッシュに沸くアメリカ西海岸、名高き殺し屋シスターズ兄弟の、目も当てられないダメな旅路。総督文学賞など4冠制覇、ブッカー賞最終候補作。

↑本の内容紹介から。

兄のチャーリーと弟のイーライの、シスターズ兄弟は提督の下で働く、殺し屋です。
その提督に命じられて、一人の男を殺しにゴールドラッシュで賑わうサンフランシスコへと向かう、西部劇かつロードノベルといいましょうか。
(謎解きがあるミステリではないです)
語り手は弟のイーライ。どちらかというと兄に指図されて動く大男(少しのっそりとしたイメージかな?)
死んだ馬の代わりに少し太った馬を与えられ、不満を持っているも、馬がクマに襲われたなら飛び出したり、別のいい馬を手に入れたのに、その駄目な馬を選んだりと。
割といい人っぽいんですが、なかなかどうして。
イーライの一人称で綴られるお話は、淡々と乾いた口調で、感情の揺れ幅が少ないながらも、多彩な色合いを見せる感じだな。
馬の話や女性の話など人情的な面がありながらも、野蛮で滑稽で(一攫千金を狙う人々は傍から見ると滑稽だし)、時に残酷。(時代が時代なので、金と銃が物をいうといいますか。人を簡単に殺すし、人が簡単に殺されたりする)
でもね、全体的にどこかしら物悲しい感じが漂っているんですよ。
イーライが殺し屋を止めたいと思っているからかな。
何と言うか「汚れてしまった悲しみ」とでも申しましょうか。
帰りたいけど、帰れない。戻りたいけど、戻れない。
そんな哀愁が滲む、不思議な味わいのお話でした。
うん、手を汚すのは、堕ちるのは簡単だけど、それ以前に戻るのは難しいよね、と。
そんな感慨をしみじみと抱きました。
表紙のトリック絵的なセンスも好き!

シスターズ・ブラザーズシスターズ・ブラザーズ
(2013/05/11)
パトリック・デウィット

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