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January February March April May June July August September October November December
2013(Fri)

更新。

更新報告。

「星屑断章」、「魔女の花たち」更新しました。

原稿用紙換算3枚にも満たない掌編です。
今回はフリーの写真素材サイトで、写真を題材にしてお話を作ってみよう!という試みで。
写真には「魔女の薬棚」(←こちらのお写真をお借りしました)
というタイトルがついていたので、そこから……魔女の話となりました。
(あれ、写真関係ない、ね?)

素敵な写真素材が色々ありますので、また挑戦したいと思います。
お借りした写真は加工して、小説ページの背景にもしています。
よろしければ、お付き合いくださいませ!

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27

January February March April May June July August September October November December
2013(Wed)

ハンドメイド本。

読感/その他

お人形さん遊びを始めてから、ハンドメイド本をよく買うようになりました。
ネットでも検索すれば、作り方を教えてくれるブログなどもあったりしますが、やはり本が好きな私は、本を買います。
パラパラと暇な時に眺めるだけでも、楽しい!
というわけで、個人的にツボった本をご紹介。

↓レジン、フェルト、粘土に編み物、ワイヤーなどなどでつくるアクセサリーが紹介されています。
一度に沢山。しかも、本物のお菓子を樹脂コーティングしてアクセサリーを作るなどといった、「へー」というアイディアが面白かったです。

パーツからつくるアクセサリー (くりくりの本)パーツからつくるアクセサリー (くりくりの本)
(2013/08/01)
くりくり編集室

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ハーブでの染色は時間が掛かるので、ちょっと気軽に始めるには難しいかなと思いましたが。
アルカリ性抽出・酸性抽出やみょうばん媒染・鉄媒染などで染めの色が変わるのが、個人的に面白かったです。
優しい色合いなので、眺めているだけでも目の保養。
コサージュもコテを使わない方法なので、今度挑戦してみたいです。
ハーブで染める 花々のコサージュハーブで染める 花々のコサージュ
(2013/03/06)
Veriteco

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25

January February March April May June July August September October November December
2013(Mon)

「日記は囁く」イザベル・アベディ著

読感/翻訳小説

「日記は囁く」イザベル・アベディ著/

写真家を目指す十六歳のノアは、母親とその友人ギルベルトとともに、美しいヴェスターヴァルト地方の村に建つ、築五百年の屋敷を借りてバカンスを過ごすことになった。ある夜、超心理学に詳しいギルベルトに影響され、降霊術を行ったノアと村の青年ダーヴィトは、その家で三十年前に殺されたという十八歳の少女、エリーツァの霊を呼び出してしまう。彼女の語ることは本当だろうか?真相を究明するため、ふたりは密かに探りはじめるが…。少女の恋と謎解きのゆくえは?詩情豊かな傑作ミステリ。

↑本の内容紹介から。

ドイツを舞台にしたYA向けの青春(恋愛)ミステリです。
女優の母親を持つノアは、母親の気まぐれに付き合わされて、母親の親友ギルベルト(ゲイなので、母親カートの恋人ではない)と共に三人で地方の屋敷でバカンスを過ごすことに――。
そこでノアは村の青年ダーヴィトと知り合います。彼には障害を持つ弟がいて、母親と三人。村の食堂で住み込みで働いている。
最初は素っ気なかったダーヴィトも、障害者に偏見を持たないカートのおかげで、心を許し、ノアともちょっと仲良くなって――正直、恋愛モードに入るの、早くない?と思ったのも束の間。
超常現象に興味があるギルベルトそこで降霊術を行ったノアは前に住んでいた少女の霊を呼び出し――そこで、ダーヴィトとと仲違いをしてしまう。
まあ、そんなにうまくは行かないよね!
恋愛面や母親との関係など、上手く行かない十代の成長を描きながら、割とミステリしているところがいいです。
降霊術で現われた白雪姫と呼ばれていた少女(いわゆるウイッチボード。日本で言うところのコックリさんなので、姿は見えず文字で喋るだけです)
彼女の言うことには、彼女は殺されたらしい。だが、犯人については何故か語ろうとしない。
というわけでノアとダーヴィトが謎を探れば……。
伏線も丁寧にはられている印象だし、怪しげな人を登場させたりと、ミスリードもがんばっている。
私は予測の範囲でしたけれど
でも、×××の企みには仰け反ったな。意表を突かれたというか(えぇぇ゛と思う部分もなきにしもあらずですが
面白かったです。

日記は囁く日記は囁く
(2013/10/30)
イザベル・アベディ

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23

January February March April May June July August September October November December
2013(Sat)

手作り記録。

人形。

今月はバタバタと忙しいです。
気がついたら、もう今月も一週間ばかり……。
えー。サイトの更新、どうなるんだろ?(何も手付かずの状態ですよ)

とりあえず、お人形さんで疲れを癒して貰ってます。
というか、疲れて何もできないとなると、心が荒む気が(笑)
というわけで、お洋服を一枚。
冬場ということで、ノルディック柄のニットで、コートを。
前に作ったジャケットと同じ型紙ですが、今回は襟をつけずにフードにしてみました。
フードは、小さすぎて、被れませんが!
色が少し地味で、あんまりあったかそうに見えなかったので、ふわふわ毛糸を鎖編みにして、縁を飾ってみました。

(.. Read more)


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21

January February March April May June July August September October November December
2013(Thu)

「私の職場はラスベガス」デボラ・クーンツ著

読感/翻訳小説

「私の職場はラスベガス」デボラ・クーンツ著/

ラスベガスでも有数の巨大カジノホテル“バビロン”で働くラッキーは、つねに様々なトラブルの対応に追われている。今夜は顔見知りの従業員がホテルの遊覧ヘリから落ちて死ぬ事故が発生。事態収拾のため動きだすが、信頼するオーナーは何かを隠している様子。この件、単なる事故ではないというのか?歓楽の都で裏方として働く行動派ヒロインの活躍を描いた、期待の新シリーズ。

↑本の内容紹介から。

ラスベガスを舞台にホテル・バビロンの顧客問題係を勤めるラッキーが奔走するミステリです。
主人公のラッキー(長身の美人←本人はあまり自覚なしな、三十代)は男でろくな目に遭ったことがないらしく、男断ちを決行中も、周りにハンサムが多いのでクラクラしつつも「男は豚野郎」を心の合言葉に自制中(笑)。
母親との確執があり、十五歳の時にホテル・バビロンのオーナーに仕事(十八歳と嘘をついて)を貰って、オーナーに恩義を感じています。
そんななか、バビロンで転落事故があり、オーナーは何かを隠している様子。それでも自体を収拾すべく、奔走するお話で、どちらかというと犯人探しなどといった謎解きがメインではなく、トラブルをどう解決するかというところが読みどころかと。
歓楽街ラスベガスが舞台なだけに、結構、猥雑といいますか。
アダルトビデオの映画祭でポルノ俳優たちが訪れたり、スワッピングが趣味の団体が訪れたり、ラッキーのお母さんは合法的売春宿(一応、女性の自活救済を目的に、嫌々やらせているわけではなく。学校に通わせたり止めたくなったら自由に止めれる)を経営と……。まあ、色々と濃いです。
でも、エロくはないので、エロが苦手な私でも読めましたので、大丈夫かと。

「自分が知る限り、すべての女はゲス野郎の鼻をへし折ったり、そいつのタマをつぶしたりすることを夢見ているわ。法律はさておき、男は鼻面を一発殴って、論争に決着つけてよし。でも女はしとやかであれと期待されて――社会はそういうやり方で、我々を無力にしているわけ」と肩をすくめた。「わたしは実際、そんなものとは無縁だけど」(「私の職場はラスベガス」p273)

有能なラッキーに、女装芸人のテディ、助手でミス・パターソン(五十代女性)と登場人物が魅力的。
ラッキーの恋の行方にも、じれじれさせられて楽しかったのですが。
ミス・パターソンがある私立探偵に恋をして、綺麗に変身しちゃうところなど、良かったです。
どちらかというと、ロマンス要素は少女小説好きさんの方が、ツボじゃないかな。
色々経験しているはずなのに、ラッキーの恋の悩みときたらまるで少女ような。
そんな登場人物たちの成長(変化?)などが面白かった。
終盤で家族の誤解が解けるところも良かったです。
続編もあるようですが恋愛には一応、決着もついているので、入りやすいかと。

私の職場はラスベガス (創元推理文庫)私の職場はラスベガス (創元推理文庫)
(2013/10/30)
デボラ・クーンツ

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19

January February March April May June July August September October November December
2013(Tue)

「黒衣の花嫁」コーネル・ウールリッチ著

読感/翻訳小説

「黒衣の花嫁」コーネル・ウールリッチ著/

ジュリーと呼ばれた女は、見送りの友人にシカゴへ行くといいながら、途中で列車をおりてニューヨークに舞い戻った。そして、ホテルに着くと自分の持物からイニシャルをすべて消し去っていった。ジュリーはこの世から姿を消し、新しい女が生まれたのだ……やがて、彼女はつぎつぎと五人の男の花嫁になった――結婚式も挙げぬうちに喪服に身を包む冷酷な殺人鬼、黒衣の花嫁に。

↑本の内容紹介から。

「暁の死線」のウィリアム・アイリッシュの別名義であるコーネル・ウールリッチ(こちらの方が本名?)の作品です。
ちょっと検索した時、引っかかって。面白そうだな、と。
何の繋がりもない男性たちの不審な死の影には、謎の女が――と、お話は五部構成で綴られています。
章タイトルはその五人の男たちの名前で、第一部、ブリスでは彼の婚約披露のパーティーで黒いドレスを着た黄色の髪の二十六歳くらいの美女が近づいてくる。
そうしてブリスはテラスから転落死――。
第二部、ミシェルでは赤い髪の三十五歳くらいの女が彼に近づき、ミシェルは毒殺される。
男たちには殺されるような理由も、またその女とも接点はない。
しかし、謎の女は男たちの前に現われては、姿を変え、次々と男を殺していく。
一体、この殺人鬼の動機は――?
それが明かされると同時に、突き落としてくる真相が、何とも印象的でした。
(ネタバレ反転→復讐ものとして、美しく完結させても良かったような気もするけれど。彼女にとっては残酷な真相もまた、「おおっ」という感じで、これはこれで面白かったです

↓私が古本で買った表紙とは違いますが。
海外で映画にもなっているようだけれど、日本国内でもテレビドラマになっていたようです。
多分、その際の表紙。
黒衣の花嫁 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)黒衣の花嫁 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(1983/08)
コーネル・ウールリッチ

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暁の死線 (創元推理文庫 120-2)暁の死線 (創元推理文庫 120-2)
(1969/04)
ウィリアム・アイリッシュ

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January February March April May June July August September October November December
2013(Sun)

「若き日の哀しみ」ダニロ・キシュ著

読感/翻訳小説

「若き日の哀しみ」ダニロ・キシュ著/

第二次世界大戦中に少年時代を送った旧ユーゴスラビアの作家ダニロ・キシュ。ユダヤ人であった父親は強制収容所に送られ、帰らぬ人となった。この限りなく美しい自伝的連作短編集は、悲劇をアイロニーと叙情の力で優しく包み込む。犬とこの上なく悲しい別れをする少年アンディはあなた自身でもあるのです。

↑本の内容紹介から。

ユダヤ人の父親を強制収容所で亡くした作者の自伝的短編連作集。

「秋になって、風が吹きはじめると」「マロニエの通り」「遊び」「略奪(ポグロム)」「顔が赤くなる話」「セレナード、アンナのために」「野原、秋」「婚約者」「陽の当たる城」「野原」「虱とり」「きのこの話」「猫」「梨」「馬」「遠くから来た男」「ビロードのアルバムから」「少年と犬」「風神の竪琴」

と、220ページほどの本の中に↑が収録されているので、一編一編はそれほど長くありません。
詩のような最初の掌編「秋になって、風が吹きはじめると」から始まり、誰かに話しかける語りで過去を回想する「マロニエの通り」と。
読み始めた最初の方は、一つ一つの話に直接的な繋がりが見えず、バラバラのように感じるのですが。
少しずつ、中心となる少年の名前、家族構成などといったものが見えてきます。
ユダヤ人の父親が強制収容所に連れて行かれ、そのまま帰ってこなかったこと。
それ故に陥った貧しさ。その貧しさを恥ずかしく感じる気持ちと言ったものが。
少年時代を語るなかで、戦争など直接的には書かれていない。
だけど、貧しさや絶望、空想への逃避、喪失、別れの哀しみがじわりと、沁みるように伝わってきました。
また、情景描写が眼前に浮かび上がるかのようで、素晴らしかったです。
↓サーカスの市が去った後の秋の野原を描いた「野原、秋」の一部。
 この踏みならされた場所を囲むように、草が生い茂っている。香り高い草には、青や黄色の遅咲きの野の花、はじけてしまったホタルブクロ、春先はもう色あせてはいるがまだ衰えぬ力の触手でかよわい花や青緑の草を窒息させながら、勝ち誇ったように繁茂する雑草が混じっている。これは、草の最後の勢い、根の最後のひと飲みだ。オオバコは、細かい実で飾られた黒みを帯びた茎を伸ばし、葉は縁が黒ずんで縮みはじめ、葉先は鋭い獣の爪となって、たがいに突き刺し合っている。ここには目に見えない戦が続けられ、雑草の生い茂り勝ち誇った剣とその長い触手が突き出していて、花たちは、貪欲な草の飽くことを知らない攻撃にあいながらも最後の力をふりしぼって生え、なにかしらの強すぎる香りを放っているのだ。寝苦しいほど混ざりあった匂いと、戸惑うほど絡み合った色彩に酔いしれ浮かされて、蜜蜂や虫は、香りに満たされた戦場で、愚かしい羽音をたてる、金蠅や雀蜂、ミツバチモドキや蝶々とぶつかりあいながら。身を膨らませ重そうなバッタが一匹、枯れていく葉の色をして、かすれた音を立てて野原を跳び、そしてふとってのろまな姿そのまま、もつれ合う草の茂みに落ちた。熟れた、野生の木の実のように。
 野原はそんな様子だ、市日の終わったあとの人気のない秋の野原は……(「若き日の哀しみ」P64)


若き日の哀しみ (創元ライブラリ)若き日の哀しみ (創元ライブラリ)
(2013/09/28)
ダニロ・キシュ

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15

January February March April May June July August September October November December
2013(Fri)

お買い物。

人形。

お人形さんたちに、新しいお洋服を買いました。
ふふふっ、カッコ可愛いです!

DSCN7765.jpg
DSCN7766.jpg

お着替えは、我が家のファーストブライスであるマリア姫です。
やはし初めてのお嬢さんだけに、新しいお洋服など一番に着せちゃいます。

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January February March April May June July August September October November December
2013(Wed)

「鳥少年」皆川博子著

読感/国内小説

「鳥少年」皆川博子著/

精神病院で受けた絵画療法によって絵の才能が開花した青年を巡る、病院関係者たちの心の闇を書簡形式で綴るミステリ「火焔樹の下で」、隣室をのぞき見た孤独な娘を誘う異様な遊戯とその結末を語る「密室遊戯」のほか、初文庫化に際し、閉鎖的な地方に生きる少年少女の倦怠と残酷を幻視的な筆致で描き出した「バック・ミラー」など3篇の単行本未収録作を附した16篇を収める。

↑本の内容紹介。

「火焔樹の下で」「卵」「血浴み」「指」
「黒蝶」「密室遊戯」「坩堝(るつぼ)」
「サイレント・ナイト」「魔女」「緑金譜」
「滝姫」「ゆびきり」「鳥少年」「泣く椅子」
「バック・ミラー」「沼」
長らく絶版だった単行本の文庫化です。単行本未収録作品、三編を新たに加え文庫化された短編集ですので、単行本で読んだという人も、是非!
私も単行本で読んでいましたが、今回収録されてた「泣く椅子」など、新たな作品に出会えて、しかもそれが好みで、もう!もう!もう!と大興奮。
いや、「泣く椅子」は如何にも、「あなたのためよ」、みたいな押しつけがましい親切おばさんに突き付けられた残酷なオチに、うわぁー、となりました。残酷だけれど、それまでの彼女に対する不快感もあって、気持ちいいような(そんな自分に怖くなるような(苦笑)
「火焔樹の下で」はある人物に宛てられた書簡などで綴られるんですが、徐々に文面の端々から滲み出てくる狂気がなんとも。
他の作品にも、狂気や虚無、暗い情念に背筋を冷やしながらも、惹き込まれる。
「卵」「密室遊戯」「魔女」「緑金譜」「ゆびきり」「泣く椅子」「沼」が特に好き。
装丁画も素敵です!

鳥少年 (創元推理文庫)鳥少年 (創元推理文庫)
(2013/10/22)
皆川 博子

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今月出る「結ぶ」の文庫化も楽しみです!
結ぶ (創元推理文庫)結ぶ (創元推理文庫)
(2013/11/28)
皆川 博子

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11

January February March April May June July August September October November December
2013(Mon)

「狼の王子」クリスチャン・モルク著

読感/翻訳小説

「狼の王子」クリスチャン・モルク著/

謎の死を遂げたフィオナ・ウォルシュの秘密は、決して明かされることがないはずだった―彼女の日記が郵便局員ナイルに見つからなければ。そこには、悪魔的な魅力を持つ男ジムに出会った様子がつづられていた。アイルランド中を旅して、パブで物語を披露し聴衆を夢中にさせたジム。彼の周りに漂っていた暗い影が、フィオナやその家族に悲劇的な運命をもたらしたのだろうか?彼女の死をめぐるすべての真相を突き止めようと、ナイルは彼女の故郷に向かう。デンマークの新鋭が鮮やかに語り上げる幻惑のミステリ!

↑本の内容紹介から。

アイルランドのタブリンの近くの町のある家で、郵便配達員が発見した三人の女性の遺体。
家主である女性と、二人の監禁された女性。叔母と姪たちという関係の三人、そして現場にはもう一人監禁されていたらしい。消えたもう一人は――?
その内の一人の日記を手に入れた郵便局員(遺体発見者とは違う)ナイルは、事件を追い始める――と。
お話は、遺体発見のプレリュードから始まり、ナイルが被害者の一人フィオナの日記を発見するインタールード、そして日記へと、視点を変えながら綴られます。
フィオナの日記では、ある魅力的な男性との出会いから始まり、その男性が次々と女性を魅了していく。
そしてフィオナもまた、魅了されるのですが、男性は別の女性を嫉妬に狂って後を追えば、彼の裏の顔を知ってしまう。
と、この男性を取り巻く、愛憎劇がなんともはや……。
まあ、この男性の性的魅力はよくわかりませんが、彼は語り部として町を移動しながら、アイルランドの歴史というか、伝承というか(創作話)を語って。
この作中で語られるのがタイトルの「狼の王子」。
ネッドとユアンという兄弟の王子
。侵攻してくる敵に勇敢に戦う弟、臆病者の兄。戦場の混乱に乗じて、兄は弟を殺し、手柄を奪う。
そうして兄王子は領主となって――と。
この、語り部が語る「狼の王子」のお伽話っぽいお話に、惹き込まれ聴衆と同じく続きが気になってしょうがなかったです。

愛するのか、殺すのか?

これが「狼の王子」の問いかけであったのですが、事件を通してのテーマでもあったんだろうな。
彼女に迫られた選択も。

狼の王子 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)狼の王子 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2013/10/10)
クリスチャン モルク

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09

January February March April May June July August September October November December
2013(Sat)

手作り記録。

人形。

ジャケットとベレー帽。
毛糸で帽子を編みました。
(長方形に編んだのを、端を合わせて、天辺にボンボンを付けただけという、適当な作り方ですが……)

でも、遠目に見ればそこそこ、可愛いー。
(とはいえ、ボンボンを付けたことにより、壁に立てかけられないので、撮影が難儀する)

ジャケットは先染めジャズネップ裏起毛という生地で、色々入っている福袋的なものを買った中に入っていました。
厚手だったけれど、ある意味、初心者には実に縫いやすい(ミシンで)感じでした。
慣れるまでは、厚手の生地の方がいいのかもしれませんね。

ベレー帽は一部にレースを縫いつけてみたり。

毛糸も太めの糸を太めのカギ針でザックリと。
こちらも初心者には太い糸の方がいいなと、初心者に近い私は思いました。

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07

January February March April May June July August September October November December
2013(Thu)

手作り記録。

人形。

コメント、ありがとうございます!
誤字報告も大変、助かりました。
誤字撲滅に、ご協力くださり、誠に感謝感謝です!

ブログの方は、まあ、ともかく。
サイトの小説の方は、誤字誤用など見かけましたらご指摘いただけますと、作者は喜んで修正いたしますので!
ホント、お手伝いいただけますと、幸いです。
(あ、ブログも本のタイトルや著者名など、間違いがあったらご指摘くださいませ)

と、手作り記録。
パーカーは買ったものです。
スカートを作りました。パッチワーク柄で、三段切り替えのティアードスカートです……(写真にあまり写ってない)
モコモコ毛糸で、マフラーのような、ショールのようなもの。
あと、フラワービーズのパーツを組み替えて、髪飾りを。

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05

January February March April May June July August September October November December
2013(Tue)

「わたしのリミット」 松尾由美著

読感/国内小説

「わたしのリミット」 松尾由美著/

坂崎莉実は父親と二人暮らしの高校二年生。ある朝目覚めると父親の姿はなく、代わりに「うちの保険証を使って、彼女を莉実として病院へ入院させてほしい」という不可解な書き置きとともに、見知らぬ少女がいた―。やむなくリミットと呼ぶことにした少女はどう見ても年下なのに、莉実の身のまわりで起こった奇妙な出来事の話を聞くだけで、見事に謎を解いてしまう。不思議に大人びた彼女は、いったいどこから来た、何者なの?莉実とリミット、二人の少女がすごすひと月を、愛情溢れる筆致で描く、“謎と奇跡”の物語。

↑本の内容紹介から。

舞台は1990年代。携帯電話が出回り始めた頃です。
お話は主人公の女子高生、莉実さんの一人称で綴られます。
父と二人暮らしの女子高生・莉実さん。ある日、書き置きを残して消えた父親と入れ替わるように現われた不可思議な少女リミットを病院に連れて行くことになって――。
(リミットというのは、本人が名乗らない(名乗れない)のでつけられた、仮の名。莉実、に「ット」とくっつけた。リミットの感覚では「ちいさい莉実」らしい(キチネットやメゾネットみたいな意味合いで)
と、松尾さんの作品には幽霊やパラレルワールドなどといった不思議が介入してくるお話が多く、今回も。
(だから、リミットの正体は松尾さんの作品を読んでいると、察しがつくかと思います)
莉実さんの身の回りで起こった謎を病院に入院した少女・リミットに話します。
三着のサイズ違いのパジャマを買うお客、朝から雨の日に消えた学校から消えた傘の謎、影を失くした男などなど。
そうして推理すれど、答えはあくまで「かもしれない」という形です。
このスタイルに不満を抱く人もいるかもしれないけれど、最後に莉実さんが自分で考えて辿りつく少女の謎――それへの前置き(自分で答えを見つけないと納得できないでしょう?という)なら、私はありかなと思う。
それに私は、事件は解決して欲しいけど、謎は謎のままでもいい派ですから。
母親を亡くしているので大人びいて、感情の起伏が少ないけれど面倒見が良い莉実さんに、古風で頑固なリミットも可愛く。
なかなか気づかれない恋心などといった、仄かなロマンスが、ああで、こうで(←ネタバレを考慮してます)
(深見君とか、あれですよねー)
このお話は、好きでした。

わたしのリミットわたしのリミット
(2013/09/28)
松尾 由美

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