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2008(Sun)

「平台がおまちかね」 大崎梢著

読感/国内小説


「平台がおまちかね」 大崎梢著

自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ……、贈呈式の当日、受賞者が会場に現れない……!? 先輩たちには散々いじらつつも、波瀾万丈の日々を奮闘する新人出版社営業・井辻智紀。本が好き。でも、とある理由で編集には行きたくなかった井辻くんの、ハートフル・ミステリ。『配達あかずきん』の大崎梢、待望の新シリーズ開幕!

↑本の内容紹介から。

「平台~」は五編の短編連作。
主人公の井辻くんは本に係わる仕事に携わりたいけれど、編集はできないという変わり者(というか、溺愛しすぎだ
周りを取り囲む脇キャラも個性豊かで魅力的です。真柴さんとか吉野さんとか(吉野さんが何となく、好き)
他、マドンナの笑顔を守る会の面々とか、笑わせてくれる。
また、同じ作者の「威風堂」シリーズを読んでいると、ニヤリとする部分もあって、ファンに嬉しい仕様でした。
第五話の「ときめきのポップスター」では、好きな作家さんの好きな本が作品内で紹介されていて、テンションが上がってしまいました。
うんうん、加納朋子さんの「ななつのこ」は良いよね。
私的にもオススメだよ!と、読みながら思ったり。
作家様の本や本屋に対する愛情が、やっぱり「威風堂」シリーズ同様に溢れてて、本好きとしては何だか凄く嬉しい。
かなり楽しんで、読めました~。
もう、この本を読んだら、私ももっと好きな本を人に勧めたいというか、人に興味を持ってもらえるような感想を書きたいな!とか思いました。
本屋さんで見かけるポップみたいに、ね!
(だけど、悲しいかな……現実はあんまり要領を得ない感想になってしまう)

とりあえず、本好き、本屋さん好きな人にはオススメです!
(出版社、本屋さん事情など、わかります)

平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
(2008/06)
大崎 梢

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