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2008(Mon)

「皆川博子作品精華 「幻妖」」 皆川博子著

読感/国内小説

読感です。

「皆川博子作品精華 「幻妖」」 皆川博子著

ミステリー・幻想小説・時代小説の各分野にわたって活躍する著者の、入手困難な作品を含むジャンル別傑作選集第2弾。幻妖幻想小説編には、書き下ろし作品ほか29編を収録。

↑本の内容紹介から。

ちまちま読み進めていた作品集。
幻想系のお話が集められています。内容紹介にあるように、入手困難な幾つかの作品目当てで、色々と探して(絶版で、普通に手に入らない)そうして、何故か二冊も持っているという……。
幾つか、他の短編集で読んだ作品も入っていましたが、初読で気に入ったのは「禱る指」「ゆびきり」「あの紫は」「丘の上の宴会」「カッサンドラ」「トリスタン」「流刑」「結ぶ」などなど。
皆川さんの作品は、何というか色彩鮮やかで、読んでいて視界をさまざまな色で染められるような感覚がします。美しい。
「カッサンドラ」「トリスタン」など、原典のあるお話も(実は、原典を知らなかった)読むことで、そちらへと興味を向けさせられます。
そして、他の本の解説などで話題になっていて、読んでみたかった「結ぶ」は……何というか、語る言葉が思いつかない!(……何故に、アルマジロ)
とにかく、どの話も導入部分からがっしりと掴まれ、妖しい世界に引きずり込まれます。
この本を手に入れられた幸運に、感謝!
(ああ、他の本も欲しい)

※今、アマゾンで見たら中古の↓本が一万円を超えている……(大汗)
言っておきますが、私はほぼ定価で買いました! 後、ブックオフで安く買えたんだ!(意外と穴場か知れないよ)

皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編
(2001/11)
皆川 博子東 雅夫

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