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2008(Sat)

「夜ふかし屋敷のしのび足」 コニス・リトル著

読感/翻訳小説


「夜ふかし屋敷のしのび足」 コニス・リトル著

ホテル暮らしをしているわたしに、友人のセルマが助けを求めてきた。離婚調停中の夫の手に、別の男性に出したラブレターが渡ってしまった。ついては偽メイドとして夫の屋敷にもぐりこみ、ラブレターを奪い返してきてほしいという。首尾よく屋敷に入ったはいいものの、慣れない家事や謎めいた住人に翻弄され続けるわたし。そのうえ殺人事件まで起きて……。コミカルなミステリ! 解説=大津波悦子

↑本の内容紹介から。

お嬢さん育ちのカリーが親友のために、メイドとなって潜入。
そこで死体を見つけてと、ドタバタしながらコミカルに展開していくミステリーです。カリーの一人称で進みます。
カリーはお嬢さんなので、家事は全然。故に、メイドの仕事もかなり適当。潜入捜査(?)もその日の晩に、アラン(セルマの夫)に見つかりと、うまくいかないところへ死体発見。
屋敷から出ていくことができずに、何故かアランの恋人のふりをすることになったりと。
お話はサクサクと展開していくので、飽きずに読み進められました。
カリーが即物的というか、車と毛皮のコートにつられている(最終的に、それでおちたのか?)ところが気になりました。
うーん、もっと世間知らずなお嬢様キャラだったら、さらに面白かったかも。
(カリーは……感情移入するには、ちょっとという部分が)
後、アランとの展開がいつの間に?みたいな感じで。もう少しその辺の心情過程を書いてくれたらと思うも……メインはロマンスではなく、ミステリだったね!
ミステリとしては、意外な犯人だったような(……何気に気に入っていたキャラだったので、早々に外してしまったよ)
脇キャラも面白く、割と楽しめました。
メイドとご主人様ものが好きなら読んでみては(もっとも、メイドはあくまでふりだし。メインはミステリだけど!)


夜ふかし屋敷のしのび足 (創元推理文庫 M リ 5-2)夜ふかし屋敷のしのび足 (創元推理文庫 M リ 5-2)
(2008/08)
コニス・リトル

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