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2009(Sun)

「何か文句があるかしら」 マーガレット・デュマス著

読感/翻訳小説

「何か文句があるかしら」 マーガレット・デュマス著

演劇修業で訪れたロンドンで電撃結婚したチャーリー。愛しい旦那様のジャックと、故郷サンフランシスコに帰還した彼女をホテルのスイートで出迎えたのは、身元不明の全裸死体だった。さらに親戚やみずからの運営する劇団をも災難が襲うにいたり、チャーリーは素人探偵として活動を始める。だが、旦那様にも何やら秘密があることを知って…。セレブな新婚夫婦の華麗なる?活躍。

↑本の内容紹介から。

大金持ちで劇団を所有するチャーリーが、演劇修行で訪れていたロンドンで、海軍からの除隊を待っていたジャックと出会い、六週間で結婚。
サンフランシスコに帰ってきた二人が泊まるホテルの一室で死体が発見されるという波乱の冒頭から、さらにチャーリーの過保護な叔父、ハリーの調査によるとジャックには経歴の裏に、謎があるよう。
そうしたところへハリーの娘シスが誘拐されて――と。
序盤はジャックの謎めいた部分に翻弄されました。
ジャックだけじゃなく、謎めいたキャラは他にも大勢。
料理人のゴードンやジャックの友人マイクとか。
よもや、まさかと、疑心暗鬼から、ハラハラドキドキ。
中盤を過ぎると、それぞれの立ち位置がわかってくるんですが、今度はチャーリーの劇団を中心にきな臭いにおいが。
終始、ハラハラさせられました。
チャーリーとジャックの熱々新婚カップルぶりに、若干目のやり場を困らせながら、(いや、書かれていないけどね)主人公二人だけではなく、その他大勢のキャラが魅力的で。
ゴードンも気になるけれど、ボディガードのフランクも終盤のあれに、思わずキュンとなるような(笑)
文字を目で追うのが楽しかったです。

何か文句があるかしら (創元推理文庫)何か文句があるかしら (創元推理文庫)
(2009/06/25)
マーガレット・デュマス

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