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2009(Sat)

「リヴァトン館」ケイト・モートン著

読感/翻訳小説

「リヴァトン館」ケイト・モートン著

老人介護施設で暮らす98歳のグレイス。
ある日、彼女のもとを新進気鋭の映画監督が訪れる。
1924年に「リヴァトン館」で起きた悲劇的な事件を映画化するにあたり、
ただひとりの生き証人であるグレイスにインタビューしたいと言う。
封じ込めていた「リヴァトン館」でのメイドとしての日々が
グレイスのなかで鮮やかに甦る。
ふたりの美しいお嬢様、苦悩する詩人、
厳格な執事、贅を尽くした晩餐会――
そして、墓まで持っていこうと決めたあの悲劇の真相も。
死を目前にした老女が語り始めた真実とは……。

↑本の内容紹介から。

第一部の静かな盛り上がりから、第二部は若干遠回りの印象を受けて読むのを中断していましたが、残りの半分を読了。
ゴシック風サスペンスというには、ハラハラ感が足りなかった気がしますが、第一部は貴族とメイドという読みものとしては興味深く読めました。
語り手であるグレイスと従僕のアルフレッドとのロマンス方面に、話が進むのも面白いかと思いましたが、何しろ始まりは98歳のグレイスの回想から始まっている。
ので、二人が××していないから、そちら方面の話はないなと思っていましたが。
いや、うん、おおっ!みたいに……意外な感じで展開してました。
(あくまで、こちらはメインではないですけれど。ネタバレを用心して一応、反転→ちょっと、幸せな気分になれます
終盤まで、何が起こったのか、(起こったことと真相が同時に明かされている)具体的に書かれていないので、辛抱強く最後まで読む方がよろしいかと。
(正直、第二部が遠回り過ぎて、少し飽きかけた……)

しかし……真相は、ちょっと心、痛いかな(ネタバレを用心して一応、反転→……互いの絆を信じていただけに

期待していた印象とは少し違いましたが、全体的に読んで良かったと思います。

リヴァトン館リヴァトン館
(2009/10/16)
ケイト モートン

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