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2010(Tue)

「幽霊の2/3」 ヘレン・マクロイ著

読感/翻訳小説



「幽霊の2/3」 ヘレン・マクロイ著

出版社社長の邸宅で開かれたパーティーで、人気作家エイモス・コットルが、余興のゲーム“幽霊の2/3”の最中に毒物を飲んで絶命してしまう。招待客の一人、精神科医のベイジル・ウィリング博士が、関係者から事情を聞いてまわると、次々に意外な事実が明らかになる。作家を取りまく錯綜した人間関係にひそむ謎と、毒殺事件の真相は?名のみ語り継がれてきた傑作が新訳で登場。

↑本の内容紹介から。

序盤は人間関係、その立ち位置を説明する感じであまり入り込めませんでしたが、事件が起こってからは割と引っ張られるように読めました。
アメリカ出版業界の裏事情は興味深く読め、またそれを題材にしている作者の皮肉が面白かった。
ある種、喧嘩を売っているような(笑)
きっと、自分が言われたことあるんじゃないかなと邪推したり。
「プロットがある小説は売れない」「ミステリ小説は本のうちに入らない」とか、云々。
これは自分の小説に自信がないと書けないんじゃないかな。
トリックは50年以上前の作品なので、目新しくもないですが、色々と面白かったです。

幽霊の2/3 (創元推理文庫)幽霊の2/3 (創元推理文庫)
(2009/08/30)
ヘレン・マクロイ

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