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2010(Wed)

「ラ・パティスリー」 上田早夕里著

読感/国内小説

「ラ・パティスリー」 上田早夕里著

森沢夏織は、神戸にあるフランス菓子店〈ロワゾ・ドール〉の新米洋菓子職人。ある日の早朝、誰もいないはずの厨房で、飴細工作りに熱中している、背の高い見知らぬ男性を見つけた。男は市川恭也と名乗り、この店のシェフだと言い張ったが、記憶を失くしていた。夏織は店で働くことになった恭也に次第に魅かれていくが・・・・・・。洋菓子店の裏舞台とそこに集う、恋人、夫婦、親子の切なくも愛しい人間模様を描く、パティシエ小説。大幅改稿して、待望の文庫化。

↑本の内容紹介から。

単行本版は未読です。
ショコラティエ(チョコレート専門の菓子職人)のお話である「ショコラティエの勲章」を読んでいて、こちらの方も読んでみたかったので、文庫化に辺り購入。
かなり改稿されているみたいですが。

ミステリーや恋愛というより……うーん。
そのまま紹介文にあるようにパティシエ小説ですね。

新米である夏織さんと恭也さんを通して、パティシエと言っても色々な考え方があるのだなーと。
(これはどの職種にも言えることだろうと思いますが)
店に拘ったり、個人の可能性に拘ったり。
また、成長していく上で大切なことや洋菓子店の舞台裏を知れたり、全体的に甘さ控えめといった感じで、淡々としている印象でしたが、興味深かったです。
後、美味しい記憶は幸せな記憶なのかなと思ったり。
第七章は「ショコラティエの勲章」への布石といいますか(この辺、付け加えられているかな?)
「ショコラティエの勲章」と合わせて読むといいかもです。

作者さんのTwitterでは、来年にこの続編(ロワゾ・ドールが軸で、夏織さんが主役というわけではないようです)が出るらしいので、楽しみです。
「ショコラティエの勲章」も秋頃?文庫化するようです。
ラ・パティスリー (ハルキ文庫 う 5-2)ラ・パティスリー (ハルキ文庫 う 5-2)
(2010/05)
上田 早夕里

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ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)
(2008/03)
上田 早夕里

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