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2010(Sat)

「ベーカリーは罪深い」 J・B・スタンリー著

読感/翻訳小説

「ベーカリーは罪深い」 J・B・スタンリー著/

とうとう体重125キロを超えた図書館長ジェイムズ。バツイチでデブ。そんな負け犬はもう嫌だ!思い切って、誘われたダイエット・クラブに入ってみることにした。その名も、“デブ・ファイブ”。ところが、敬愛する町一番のベーカリーで殺人事件が起こったものだから、みんなで犯人探しへ乗りだすことに。なんとも美味しそうな事件現場のケーキにクッキー、焼きたてパン。甘い誘惑にも負けず、みごと事件解決なるか!?コージーミステリ・シリーズ第1弾。

↑本の内容紹介から。

体重125キロの男性が主人公のコージーミステリ「ダイエット・クラブ」シリーズの第一弾。
若干、人見知りがちで気弱だけど心優しい本の虫、ジェイムズが主人公。
(体重は125キロですが、身長は180弱あり、痩せていたらハンサムらしいです(笑)表紙イラストでは大変可愛らしいけれど)
そんなジェイムズは大学で教授をしていたのですが、離婚、そして母親が亡くなり、独りになった父親の世話をするために田舎へ帰ってきます。(そして、図書館長になる)
そんな彼は気がつけば、体重125キロになっていて、図書館にダイエット・クラブのちらしを貼りに来たリンディに誘われて、ダイエット目的の料理クラブに入ることに。
このダイエット仲間のデブ・ファイブの面々が事件を追うのですが、作品のなかには美味しそうな食べ物が出てくる!(笑)
そしてデブ・ファイブの面々も誘惑に屈しちゃったり(つい食べては仲間に告白、慰め合って、またがんばる)
ダイエットが最終目的というわけではなく、その向こうに目指すものがあって(特にルーシーは、保安官代理になりたい)前向きにがんばる人たち(デブ・ファイブ以外にも、この話の中ではなかなか辛い目に遭うホイットニーを初め、図書館を充実させたい双子の兄弟など)が大勢出てきてます。
美味しそうな食べ物の描写だけではなく、ハロウィンパレードなどの様子は読んでいて、気持ちがウキウキしたり、ジェイムズが提案したことが良い方向に回転していくのが喜ばしかったり、読んでいるこちらの気持ちも豊かになる本でした。
あと、このお話の中には様々な親子関係や友情などが書かれてあって、ミステリやコメディ以外のところでも色々と考えさせられ、心に触れました。
大好き!

ベーカリーは罪深い ダイエット・クラブ1 (ランダムハウス講談社文庫 ス 5-1)ベーカリーは罪深い ダイエット・クラブ1 (ランダムハウス講談社文庫 ス 5-1)
(2009/06/10)
J B スタンリー

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