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2011(Mon)

「キミは知らない」 大崎梢著

読感/国内小説


「キミは知らない」 大崎梢著/

研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。
ほのかに想いをせていた高校2年生の悠奈はたまらず後を追う。
ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。
さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現われて――。

↑本の内容紹介から。

悠奈さんの父親は、旅先のペンションの火事に巻き込まれて彼女が幼い頃に死亡。その際に、一人の女性と一緒だったことで、父親のことはお母さんとの間では何となく禁忌に。
そんな亡くなった父親のことを話せた気心の知れた先生が突然姿を消して、気になってしょうがなくって、ほんの一日の探索のつもりで、手掛かりがつかめた先に行方を追ってみれば――。
穏やかでありつつも野暮ったかった先生が、再会して見ればモテモテのイケメン俺様だった!という――話が転がり出したら、ノンストップでした。
(先生の秘密がメインじゃないけどね(笑)
帰るつもりが、父親の事故現場に赴けば、ダークスーツの男たちに迎えられ、辿りついたお屋敷では当主の孫だと言われて後継者だと言われたら、その後、蜂が襲ってくる――命が狙われてる?と、逃げだしてみたはいいけれど。
次から次へと動いた先で厄介事に巻き込まれる(帯に超き込まれ型ドラマチックミステリーとあるように)
このお話は、一気読みする時間を確保してから読んだ方が良いかと思われます。
入れ替わり立ち替わり、助けてくれる人が味方だと思っていたら、思惑があったりと。
誰が敵味方かわからず、ハラハラでした。
息つく間もなく展開してく面白さがありましたが、ただ話が駆け足というか(スピード感を重視されていると思いますので、この辺は仕方がないかと思われますが)キャラの魅力をじっくり味わう余裕がなかったような。
その辺が少し惜しかったかな。
先生は周りから先生という柄じゃないように見られてましたが、割と先生してました(面倒見が良かったです・笑)
少々、YA向けかなという気がしましたが、面白かったです。

キミは知らないキミは知らない
(2011/05)
大崎 梢

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