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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「物語 スウェーデン史―バルト大国を彩った国王、女王たち」 武田龍夫著



「物語 スウェーデン史―バルト大国を彩った国王、女王たち」 武田龍夫著/

歴史を動かし、あるいは歴史に翻弄された多くの国王、女王たちを中心に、その治世と周辺の対外関係、経済、文化、社会状況を織り込みながらスウェーデン史の変遷を「物語風」に描き出す。

↑本の内容紹介から。

皆川博子さんの「聖餐城」を読んでから、ちょっとスウェーデン王・グスタフ2世アドルフとその娘・クリスチーナにちょっと興味がありまして。
それと、昨今の北欧ミステリブームもあり、ちょっと知識としてスウェーデンの歴史など仕入れておきたいなとか思っていたら、この本を見つけたので読んでみました。
1500年代にグスタス・ヴァーサがデンマークから独立してからスウェーデン王朝の歴史が始まるとのこと。
そこから各歴代の国王・女王たちのエピソードで綴られています。
初っ端のグスタス・ヴァーサところでは「ストックホルムの血浴事件」と、何だか小説にしたら面白そうな(いや、史実的には結構、陰惨な)歴史的エピソードが語られたりと、北欧は遠いだけに(あまり知る機会もないだけに)面白かったです。
デンマークとの因縁が深かったり、外交問題で他国とのエピソードも色々出てきたり。
マリー・アントワネットの愛人であったと言われるフェルセン将軍の末路が語られていて……うん、悲惨な最期でした……(←フランス革命とは関係ないところで)
あと、私が日本人であるからか、血統ではないところで王様が選ばれたりしたところが、新鮮に思えたり。
(フランスの将軍が国王として迎えられたりとかね)
最後に番外的な要素で入っていた、ノルウェーのホーコン7世がカッコ良いと言いますか、素晴らしい国王様だ。
(国を追われながらも、ナチと徹底抗戦していた)
大変、興味深かったです!

物語 スウェーデン史―バルト大国を彩った国王、女王たち物語 スウェーデン史―バルト大国を彩った国王、女王たち
(2003/10)
武田 龍夫

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(↑クリスチーナ女王には、私が知りたかったところはあまり載ってなかったけど。
↓一応、伝記を入手しているので、そのうちに読みたいな)
スウェーデン女王クリスチナ―バロック精神史の一肖像 (中公文庫)スウェーデン女王クリスチナ―バロック精神史の一肖像 (中公文庫)
(1992/02)
下村 寅太郎

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