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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「探偵術マニュアル」 ジェデダイア・ベリー著



「探偵術マニュアル」 ジェデダイア・ベリー著/

雨が降り続ける名もない都市の“探偵社”に勤める記録員アンウィンは、ある朝急に探偵への昇格を命じられた。抗議のため上司の部屋を訪れるも、そこで彼の死体を発見してしまい、否応なく探偵として捜査を開始するはめに。だが時を同じくして都市随一の探偵が失踪、謎の女が依頼に訪れ…アンウィンは奇々怪々な事件の迷宮へと足を踏み入れる。ハメット賞受賞の驚異のデビュー作。

↑本の内容紹介から。

雨が降り続けるとある都市の探偵社で、記録員を勤めるアンウィンが主人公のミステリ+ファンタジーというか(ファンタジーというよりは、幻想と呼びたい)お話。
ずっと記録員を続けていて、そのことに誇りを持っているアンウィンだったけれど、探偵に昇格されます。
先に言ったように、記録員という仕事に誇りを持っているので、納得できないけれど、探偵術のマニュアル本や拳銃が支給され、眠り病の助手がつく。
記録員だった席には既に別の人間が埋まってて、探偵になるしかない。
とはいえ、やっぱり記録員がいいというアンウィンは、自分が穴を埋めることになった消えた探偵を見つけることで、記録員に戻ろうとし、捜査を始める。
とはいえ、アンウィン自身が今ひとつ状況が把握しきれていない状況なので、読んでいるこちらも何だか細部がぼやけた夢の中にいるような感じです。
そうして、お話の中身自体も途中から夢と現実の境界線があやふやになり、読後は何だかとっても面白い夢を見た!という気になりました。
カッチリしたミステリが好きな人には、向かないかもしれませんが、幻想系の小説が好きな人には面白いのではないかなと(私は好きだ!)
後、わけわからない夢でも楽しめる人も。
消えた探偵が扱った事件の名前がね、好奇心をくすぐるというか。
「最古の殺人被害者の事件」「ベイカー大佐の三度の死事件」「十一月十二日を盗んだ男の事件」と(←何だ、それって、気になりません?)
私は、ワクワクしながら読めました。
個人的には拳銃を支給されても、アンウィンの武器が傘なところが良かったなー。
車に追いかけられ、自転車で走りながら、傘を開いてスピードをコントロールしたりして逃げ切る場面とか、映像化したら面白そうだと思いました。


探偵術マニュアル (創元推理文庫)探偵術マニュアル (創元推理文庫)
(2011/08/30)
ジェデダイア・ベリー

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