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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「緋色の楽譜 上・下」 ラルフ・イーザウ著


「緋色の楽譜 上」 ラルフ・イーザウ著/

百二十四年の眠りからさめたフランツ・リストの自筆の楽譜。演奏されたその曲を聴いた若き美貌の天才ピアニスト、サラ・ダルビーは光輝くシンボルが目の前に浮かぶのを見た。それは、サラが母から譲り受けたペンダントに刻まれているものと寸分違わぬモノグラム。そのモノグラムが、続いて現れた一篇の詩が、サラを嵐のただ中に投げ込んだ。何者かがホテルの部屋を荒らしてリストの楽譜を奪い、サラの命を執拗に狙う。謎を解く鍵はサラが見たリストの詩のなかに。ミヒャエル・エンデに続く現代ドイツ文学の旗手が贈る、時空を超えた破天荒で壮大なミステリ。

↑上巻の内容紹介から。

「緋色の楽譜 下」ラルフ・イーザウ著/

暴漢に襲われたサラを助けたのは、かつてサラのストーカーとして捕まった男ヤーニンだった。彼によると、リストの楽譜を狙ったのは、大昔から〈力の音〉をの力で人々を操ってきた秘密結社だという。リストが何処かに隠した《緋色の楽譜》こそ彼らが探し求めるもの。サラはヤーニンと共にリストの詩を手掛かりに《緋色の楽譜》を追う。パリ、ワイマール、コペンハーゲン……そしてローマ。ヨーロッパ全土を駆ける、迫力に満ちた大作。

↑下巻の内容紹介から。

火事によりかくされていたリストの楽譜。それがお披露目される場で、主人公であり共感覚(色聴・音を色や形で認識することが出来る)の持ち主サラはその音色に秘められた詩篇を目にしたことから、とある結社の陰謀に巻き込まれます。
楽譜のコピーを持ち帰ったところ、彼女を連れ去ろうとする輩が現われるんですが、そのピンチに颯爽と剣を持って現われた黒騎士に、イケメンかっ!と期待しましたが――サラのストーカーとして過去に捕まっていた老教授ヤーニン。
(イケメンではなかった! ……にちょっとガッカリしましたが。まあ、その辺りは後半になれば解消されますので、ご心配なく(笑)
ヤーニンの話によれば、〈力の音〉をの力で人々を操ってきた秘密結社がリストの楽譜を奪おうとしたらしい。
リストが音色に仕掛けた《緋色の楽譜》の隠し場所を示す暗号。サラは楽譜を求めて、サラがヨーロッパを駆けまわったり命を狙われたりと、敵の本拠地に潜り込んだりと、想像以上にお話が大きかったけれど、ハラハラドキドキで面白かった。
下巻に入ると、サラは有る人物と恋愛するのですが、彼は守人として動くことが出来ない。
サラは一人で旅立つわけですが、その先で助けてくれる人がいたなら、距離がこう近づくわけでしょう。
(個人的に守人の彼が好きなので、サラが彼の元に帰るかどうか、別の意味でもハラハラしました)
冒険小説と言っていいのかな? こういうの好きです。
お話は現代なんですが、言葉選びが原書がそうなのか、翻訳者の方のセンスなのか、ファンタジーっぽい。
それが<力の音>で人を支配して、世界を変えようとする秘密結社の存在などと合いまみえて、何か合っているといいますか。
うん、ファンタジーが好きな人にも楽しいんじゃないかな。
あと、ヨーロッパ各国の情景やサラが色聴なので音の描写が豊かで、音楽の蘊蓄もありと。
上下巻のボリュームで、実に楽しい読書体験でした。
オススメです!

緋色の楽譜 上緋色の楽譜 上
(2011/10/28)
ラルフ・イーザウ

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緋色の楽譜 下緋色の楽譜 下
(2011/10/28)
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