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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「特捜部Q ―キジ殺し―」ユッシ・エーズラ・オールスン著


「特捜部Q ―キジ殺し―」ユッシ・エーズラ・オールスン著/

「特捜部Q」―未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。見事に初の事件を解決したカール・マーク警部補と奇人アサドの珍コンビ。二人が次に挑むのは、二十年前に無残に殺害された十代の兄妹の事件だ。犯人はすでに収監されているが、彼一人の犯行のはずがない。事件の背後には政治経済を牛耳るあるエリートたちの影がちらつく。警察上層部や官僚の圧力にさらされながらも、カールは捜査の手を休めない―口うるさい新人も加入して勢いづく「特捜部Q」の大活躍を描く、シリーズ第二弾。

↑本の内容紹介から。

「特捜部Q ―檻の中の女―」に続く、未解決事件を捜査する特捜部Qの第二弾です。
事件は全く違うものを扱っているので、ここから入っても大丈夫かと思われますが、シリーズ物としての色々な流れもあるので前作に目を通してからが、より楽しめるかな?
二十年前に惨殺された兄妹の殺人事件。犯人は既に自首しているけれど、背後にちらつく影があって――と。
捜査の道筋はハッキリしています。
犯人と思われる奴らは明確で、いわゆる、金と権力があれば何をしてもいいと思っているような輩どもで、読んでいて腹が立つ腹が立つ!(怒)
それ故に、カールたちにこの犯罪を暴いて欲しいと、ページを捲らずにはいられない。
話はカールたち捜査側と、捜査される側、そしてそこにかっては彼らの一員だった女性・キミーが絡んできます。
キミーに関しては、(ネタバレ反転→彼女が犯したことは許されないことだろうけれど。変わろうとした機会をことごとく潰されて、ボロボロになったときにも誰も救ってくれなかったら……壊れてしまってもしょうがないのかなと思うと、ちょっと切ないような。うん、幼少時の虐待もあるし……
前作も今作もちょっと女性が辛い目にあってますが、だからこそ女性の強さが光って見える感じだと思います。
うん、重くてシンドイ部分もありますが(だからこそ、色々と考えさせられる)、登場人物たちのやりとりがおかしいコメディパートと言うと、ちょっと違うと思うけれど。
張り詰めた糸が切れる前に、そっと緊張の糸を緩めるような緩急のつけ方で、その重さに潰されずに読み進められる。
このシリアスとコメディのバランスがいいな。

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)
(2011/11/10)
ユッシ・エーズラ・オールスン

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特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)
(2011/06/10)
ユッシ・エーズラ・オールスン

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