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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「花束に謎のリボン」松尾由美著

「花束に謎のリボン」松尾由美著/

私、桜井智花が働く花屋には、時々不思議なお客様がやってきます。渋い色合いの花束にまるでそぐわない派手なリボンを選ぶ男性。アマリリスの歌の歌詞をたずねにきた男の子……。そんな小さな謎を一緒に暮らす小説家の嘉信さんに話すと、彼は意外な推理を語り始めるのです。それが、素直にうなずけない話ばかりで――。
ほろ苦くて、でも温かい、連作恋愛ミステリー。

↑本の内容紹介から。

「カルフォルニア・ドリ―ミング」「アマリリス」「アンダーウォーター」
「フラワー・イン・ザ・サン」「穂状花序」「楽園の鳥」「賢者の贈り物」
――七編収録。

花屋に勤める彼女・智花さんと小説家の彼氏・嘉信さんの二人の同棲カップルが主人公の日常の謎系連作ミステリです。
智花さん、嘉信さんの一人称で交互に語られます。
(「アマリリス」は嘉信さんの一人称だけれど、最初は三人称っぽい。でもこれは智花さんから話を聞いて、再構築して語っているという形かな)
智花さんが出会った謎めいたお客の話を聞いて、嘉信さんが色々と推理するのですがそれがネガティヴで迷推理っぽく、外れてホッとするような感じです(笑)
なもので、第一話を読み終わった後は少し微妙ーと思っちゃいました。
(こう、謎が鮮やかに解かれるお話が好きなもので)
でも、読み進めていったら、この二人が可愛くなって来て、気がついたらハマってました。
智花さんは大人しめで、あまり自分からこうして欲しいと言いだす人ではないし、嘉信さんは嘉信さんであまり人受けしない小説を書く人(文学系?)で、捻くれた解釈をしては推理を外すという人ですから(あ、たまには当てるよ)、智花さんが望んでいることを察して上げられるような器用さはない。
ようするに、不器用さんな二人でね。いや、もう、可愛いよ!
どっちもお互いを好きなんだけれど、それが伝わらないというか。
そして結婚していない二人で、嘉信さんの小説家としての収入が定期的とは言えないだけに、二人の間にすれ違いが生じて、読んでるこちらとしてはヤキモキしたり、ハラハラしたり。
お話は「穂状花序」のオチが好き。後、O・ヘンリーの「賢者の贈り物」の嘉信さんの解釈が良かったです。
うん、そうだな(自己犠牲ではなく、自分も相手も幸せになれる贈り物こそ、最高だ
読み終わった後は、好きな一冊になってました。

花束に謎のリボン (光文社文庫)花束に謎のリボン (光文社文庫)
(2012/02/14)
松尾 由美

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松尾さんの短編連作では、「ハートブレイク・レストラン」もオススメです。
ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)
(2008/07/10)
松尾 由美

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