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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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「サーカス象に水を」サラ・グルーエン著



「サーカス象に水を」サラ・グルーエン著/

大テントの中に鳴り響く、大歓声と拍手。いよいよ目玉の演目、象の曲芸がはじまった。
と、異常事態を知らせるマーチが場内に鳴り響く!逃げ惑う客、脱走する動物たち―そのとき、ぼくは見てしまった。
「彼女」があいつを殺すところを…。
それから70年。93歳の老人は、移動サーカスで過ごした四ヶ月間を語り始める。
芸なしの象、列車から捨てられる団員、命がけで愛した女性、
そしてサーカス史上に残る大惨事のさなかに起こった、あの静かな「殺人」のことを。

↑本の内容紹介から。

恐慌時代、有名大学で獣医を志していた主人公のジェイコブは事故で両親を失い、時代が時代故に学費のあてもなく、やけっぱっちになって飛び乗った列車は移動サーカス団のものだった。
そんな過去を回想する老人ジェイコブと、若い頃のジェイコブ視点で構成され、お話は一人称で綴られていきます。
現代のジェイコブは家族に引き取られずに、老人ホームで身体や記憶がままならない状況。
若かりし頃のジェイコブと並行して語られるので、老いるということの残酷さが何だかまざまざと突き付けられるようでした。
そうしてサーカス団で獣医(正確には卒業試験を受けていないから、獣医ではないんだけれど)として雇われたサーカス団の、華やかな表舞台とは裏腹の世界は恐慌時代とあって実に何と言うか……(使えなくなった人間が捨てられていくところとか
ジェイコブとウォルターの間に友情が生まれていくところは良かった(……けれど、彼の最期が涙、涙、涙
そうしたなかで、動物たちに愛情を注ぐジェイコブは、動物使いのマーリーナに恋をするんですが。彼女には二面性の顔を持つ夫が……と。
事件はプロローグで、語られていたので「どうしてそうなった?」「その後は?」と気になって読み進めていたんですが、終盤で「あっ!」と驚かされました。
ミステリ的な仕掛けに、騙された!
そしてラストは温かく、読んで良かったです。

「恋人たちのパレード」という邦題で映画が現在公開中とのことです。

サーカス象に水を (RHブックス・プラス)サーカス象に水を (RHブックス・プラス)
(2012/02/11)
サラ グルーエン

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