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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「サクソンの司教冠」ピーター・トレメイン著

「サクソンの司教冠」ピーター・トレメイン著/

フィデルマはローマにいた。幸い、ウィトビアの事件を共に解決したエイダルフが加わっている、カンタベリー大司教指名者の一行と同行することができた。ところが、肝心の大司教指名者がローマで殺されてしまったのだ。犯人はどうやらアイルランド人修道士らしい。フィデルマとエイダルフは再び事件の調査にあたるのだが…。美貌の修道女フィデルマが縺れた謎を解く。長編第二作。

↑本の内容紹介から。

「死をもちて赦されん」に続く、シリーズの長編二作目です。
(国内刊行は長編で5番目になります)
今回の舞台はローマ。共に前作で事件を解決したエイダルフ修道士が加わっているカンタベリー大司教指名者の一行、その大司教指名者が殺され、現場付近で目撃されたアイルランドの修道士が犯人らしい……。
けれど、ローマ側としては事実確認が成されないままでは、アイルランドとの間に争いが起こりかねないとして、フィデルマとエイダルフ修道士に調査を依頼します。
前作の教会会議の結果、ヨーロッパにローマ・カトリックの勢力が広がりつつ時代。
またイスラム教が勃興して(二十年くらい?)勢力を広げつつあるのが、今作の背景にあって、個人的にはそういった歴史的背景が読んでいて興味深く、楽しく読めました! 
偉そうな相手にはまったく媚びないフィデルマ姐さん、カッコいい!(でも、弱者には優しいんだよ!) 
今回、捜査の手足的に、ローマの若い衛兵がフィデルマとエイダルフ修道士について周るんですが、彼がね。最初、フィデルマをちょっと舐めていた部分があってそれが最後(ネタバレになりそうなので、反転→別れの時に贈り物をするなどして、フィデルマに転んでるのには、思わずニヤニヤしちゃいました
それを目にして、ちょっとエイダルフ修道士がちょっと不機嫌になったりと(ニヤニヤ、ニヤニヤ)
(この時代、修道士修道女の結婚は完全に禁止されてはいません)
アイルランドが舞台ではないけれど、端々で語られるアイルランドのブレホン法の素晴らしさは、やはり良いなー。(←現在にも十分、通じると思うんですが……アイルランドのその後の歴史がねぇ……)
(ローマでは女性の自由はないに等しい感じなので、余計にフィデルマの活躍が衛兵の彼には驚かされていた模様)
ミステリとしては犯人がわかりやすかったですが、それだけ丁寧に、情報を組みこんでいるということでもあります。
読み終わった後の巻末の訳註に、ほほうっと唸らされたり(最後から二番目の「黄色疫病」の項。これは是非、読後に目を通してみてくださいな!)
ホント、面白かったです!
この後の三作は既に読んでいるので、早く六作目が出ないかな。
続き、早く!

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↓短編集の方では、ローマ滞在中のお話も。
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