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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「素晴らしきソフィー」ジョージェット・ヘイヤー著

「素晴らしきソフィー」ジョージェット・ヘイヤー著/

19世紀のロンドン。適齢期を迎え伯母の家に預けられたソフィーは、当のリブンホール家が抱える数々の問題にすぐ気づいた。賭事三昧の伯父、詩人に恋する次女、憂い顔の次男も心配だが、実質的な家長である長男チャールズの専制君主ぶりは目に余る。家族中が彼を恐れているうえ、婚約者は究極のうるさ型で、結婚前から何かと口を出す彼女にはチャールズ自身も辟易しているらしい。このままではみんなが不幸になるわ―持ち前の機転で驚くべき救済計画を立て始めたソフィー。そんな彼女を待ち受ける、思いがけない素敵な結末とは?伝説の大作家ヘイヤーの英国摂政期ロマンス、待望の初邦訳。溢れるユーモアと精緻な人間描写が光る、必読の代表作。

↑本の内容紹介から。

「紳士と月夜の晒し台」「マシューズ家の毒」が面白かったので、ロマンス小説の大家と呼ばれる所以のそちらの方にも手を出してしまいました。
人生初のハーレクインです(いや、ミステリがぽぽ主食の人で、恋愛がメインのものは基本的に手を出したりしない方なので)
ハーレクインのイメージとしては(←読んだことないので、間違ってるかと)やはり、恋愛でこう、大人向けの性描写があるような(←これが苦手なので、手が出ない)
その辺が少し心配していたのですが……うん、全然なかった!というか、主人公の恋愛描写なんてほんの少しで、相手役とは喧嘩ばっかりだ!(笑)
外交官の娘で母親を早くに亡くしたソフィーソフィーは外国育ち。結婚適齢期を迎え、父親がブラジルに行っている間伯母の家に預けられます。
そんなソフィーが伯母の家の様々な問題に気づき、それを解決しようと奮闘するお話です。
お節介で首を突っ込む迷惑な人――と、堅物な長男チャールズや彼の婚約者には思われがちなソフィーですが、猪突猛進(……的な所もないわけじゃないけれど)というより、観察眼に優れている感じかな。
結婚相手を決められるような時代で、チャールズの妹セシリアは父親が認めた求婚者とは別の夢想家の詩人に恋をしている――(最初はその詩人との恋に協力しようとするソフィーですが、それは一時的なもので、反対されればされた分だけ燃え上がる的なことを見抜いて、誠実な求婚者との仲を取り持とうと作戦を実行したり
ソフィーのこの時代のイギリスの常識にとらわれない行動力が痛快で、笑う笑う。
(そんなソフィーに魅了される人たちの気持ちがわかるなー)
終盤のこんがらがり具合とページ数の残りに、ちゃんと収まるかとハラハラ(笑)
会話のやりとりなども楽しくって、面白かったです!
またこの時代のファッションや馬車文化など(←馬や馬車がやたらと出て来る)風俗に興味ありの人や、恋愛小説が苦手という人にも、オススメかと思います!
(むしろ、濃いめの恋愛要素を求めている人には不向き?)

素晴らしきソフィー (MIRA文庫)素晴らしきソフィー (MIRA文庫)
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