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松原冬夜

Author:松原冬夜
「夜の夢」というサイトで小説などを書いています。
現在、ブライスさんに夢中。
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「アマンダの影」キャロル・オコンネル著

「アマンダの影」キャロル・オコンネル著/

マロリーが殺された?部下の報告で検視局に駆けつけたライカーが見たのは、彼女のブレザーを着た別人だった。被害者の名はアマンダ。その部屋に残されていたのは未完の小説原稿と描一匹。彼女を死に追いこんだ「嘘つき」とは誰か?高級コンドミニアムに関連を見いだし潜入するマロリー。虚飾の下に澱む策謀と欲望を、善悪の彼岸に立つ氷の天使が暴き出す!シリーズ第2弾。

↑本の内容紹介から。

「クリスマスに少女は還る」「愛おしい骨」(←こちらはノンシリーズ)の作者キャロル・オコンネルのシリーズ作品のマロリーシリーズの第二弾です。
元ストリートチルドレンで、刑事なのにコンピューターで不正アクセスしては情報を違法入手したり、犯罪(事件の謎)以外には興味なく、冷酷で視線で人を殺せそうな美貌の女刑事キャシー・マロリーが主人公のミステリ。
誰からも恐れられる彼女の名前が入ったジャケットを身に付けた死体が発見さたが、それは別人。服を入手したルートを辿れば、調査関係の仕事をしている女性に行きあたる。
そうして、残された私小説を手掛かりに、関連ありそうな高級住宅にマロリーは潜入捜査することに(まあ、周りからは反対されるんだけれど、そこで屈する人じゃないのがマロリーさんです
かたやパートナーの(パートナーと言っても、警察ではなく、副業みたいなもの?)チャールズは超常現象を起こす少年一家の謎を調査することに。
被害者を殺したのは誰か?被害者は望んでいた赤ん坊を直前になっておろしたのはどういう理由か?少年の超能力は本物か?と、複数の謎が気になるところではありますが。
私としてはやはり、マロリーとチャールズが気になりました。
突っ走るマロリーを誰もが心配するんだけれど、養い親に引き取られるまで、その養い親以外に愛情など持たない(そして、養い親は今は故人)マロリーはホント、誰も気にしないと言うか。
クールです。クール。
うん、取りつく島がないような、そんなお人であります(この辺り、まだ明かされていない過去に所以するのだろうなと、思うので。私個人としては、そんなに気にならない)
マロリーの冷酷さを中和するように、チャールズさんがいい人でね。
彼はマロリーに恋をしているけれど、知能は高くても、自分の容貌がピエロみたいに間抜け顔であることを気にして、友人として接しているんですけれど。
(本編のラストで、彼が心の内で吐露する感情がもう、何と言うか……いつか、報われればいいな!と思わずにはいられない)
そして今回、被害者が飼っていた猫ノーズが登場し、このノーズがマロリーにだけ懐き(マロリーはこの猫が犯人を目撃していると、それだけで面倒見ている)、マロリーの前でダンスを踊ったりと。
お話は決して明るくはないし、垣間見えるマロリーの過去などはシビアなんですけれど、ユーモアは忘れていない。他、チャールズが被害者のアマンダを、狂った手品師に習って蘇らせようとする、幻想的なところなども。
うん、そこに存在しない人間の、だけど息遣いまで感じるような存在感の出し方とかも。
――この辺、後の作品「クリスマスに少女は還る」「愛おしい骨」(←この2冊、大好きです)に通じるところがあって、やっぱりこの作家さん、好きだなー。
(この作家さんの話は、視点多数で進行するので、慣れないと読みにくいかも知れませんが、登場人物が個性的で私は好きです)
6月に新刊が出るので、それまでに残りのシリーズ作品を読みたいな!

↓現在品切れですけれど、近々、新装版で重版されるようなので、興味がある方はそれまで待って(笑)
アマンダの影 (創元推理文庫)アマンダの影 (創元推理文庫)
(2001/06)
キャロル オコンネル

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↓シリーズ第一弾。
氷の天使 (創元推理文庫)氷の天使 (創元推理文庫)
(2001/05)
キャロル オコンネル

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単品で読める、こちらもオススメ。
クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)
(1999/09)
キャロル オコンネル

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愛おしい骨 (創元推理文庫)愛おしい骨 (創元推理文庫)
(2010/09/11)
キャロル・オコンネル

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