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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「星を撃ち落とす」友桐夏著

「星を撃ち落とす」友桐夏著/

津上有騎、水瀬鮎子、長岡茉歩、そして葉原美雲―四人の女子高生の不安定な対立感情が極限に達したとき、ひとつの悲劇が起きた。傷ついたのは誰で、嘘をついていたのは誰なのか?先行きの見えない展開、反転する構図―禍々しくて華やかな、少女たちの四重奏。復活が待たれていた少女小説界の鬼才による、五年ぶりの新作ミステリ。

↑本の内容紹介から。

コバルト文庫の方でお書きになっていた作家さんの新作です。
(本を一冊持っていたけれど、読んでなくって。実質、表紙につられました)
三部構成からなる長編というか、短編連作といいますか。
(第二部は彼女たちには直接関係のない過去の話だったりする)
主人公は有騎は、ストーカー被害に悩まされおり、そんなとき、クラスの世話好きな鮎子が友達の茉歩と共に、助ける形で割り込んだことから、関係が崩れていきます。
仲良くなる茉歩と鮎子から距離をとり、クラスで浮いていた美雲と仲良くなる茉歩。
あまり評判が良くない美雲と仲が良くなることを懸念する鮎子――と。
そうして有騎は帰り道で、首にロープを巻いた○○と××の姿を見つけ――その後に起こった悲劇。
一見して見える構図は、××が○○をいじめているように見える。
けれど、突き詰めていけば二転三転と、表層だけでは語れない複雑な内面とか、見えていた人物像、印象などがひっくり返るところが面白かったです。
後、この年代特有の自分が何をしたいのか、したいことがあるけれど、踏み出せない迷いとか。
作中に出て来る無人島テストには、なるほどなーと思いました。
恋愛要素はまったくありませんが(甘くも優しくもないけれど、だからこそ真正面から向き合っているような潔さを感じる)、青春ミステリが好きな方にはオススメです。

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