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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「見知らぬ顔」「災いの黒衣」アン・ペリー著

「見知らぬ顔」を読んだのは、昨年の夏だったりしますが……。
今月、新刊が出るので、ご紹介を兼ねての読感です。

「見知らぬ顔」アン・ペリー著/

夢も見ない眠りから覚めたとき、彼はすべての記憶を喪っていた。自分がモンクという名の刑事だと知らされ、病状を隠して職場に復帰したが、割りふられたクリミア戦争帰りの退役少佐殺しは容易ならざる難事件。十九世紀英国に孤立無援の警部が展開する、自分探しと真相究明の旅の結末は? 構成堅牢、時代ミステリの決定版!

↑本の内容紹介から。

事故に遭い記憶を失った警部がそれを隠して(←何と言う、斬新な設定!)、退役少佐殺人の事件捜査に挑む時代ミステリです。
お話はモンク警部と、クリミア戦争では看護師として従軍していた女性ヘスターを中心に語られます。
モンク警部とヘスターとの関係は、まったく恋愛要素が入らない分、認めるところはしっかり認めるという部分が面白いです。
もう最初の方のツンツンしたぶつかり合いなど、ね。
後、記憶喪失設定が事件とそう繋げて来るか、で。ドキドキしたり。
ヴィクトリア朝時代の階級的なものやクリミア戦争などといった時代背景の描写も濃くて読み応えがあり、面白かったです。

見知らぬ顔 (創元推理文庫)見知らぬ顔 (創元推理文庫)
(1995/09)
アン ペリー

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「災いの黒衣」アン・ペリー著/

捜査中の事故でモンクがすべての記憶を失ってから四カ月がたった。だが、いまだ記憶は戻らない。そんなある日、彼は、高名な貴族の娘が強盗に殺されたという、政治的にきわめて厄介な事件の担当を命じられる。だが、本当の苦境は、犯人は強盗などではなく、家族の誰かだと判明したときに始まったのだ!十九世紀半ばのロンドンに生きる人々を活写する、傑作時代ミステリ第二弾。

↑本の内容紹介から。

貴族の娘が強盗に殺された事件。よくよく調べれば、外からは侵入不可能。犯人は屋敷内部の人間だと推測するも、ハッキリとした証拠が上がらないまま一人の人間が逮捕されて――ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にしたモンク警部シリーズの第二弾。
未だに、モンク警部の記憶戻らず。上司から難解な事件を押し付けられます。
そうしながら前作「見知らぬ顔」での犯人の裁判(この辺りのネタバレが気になる方は、シリーズを初めから読むのがオススメ)で、ヘスターと再会。
互いに認め合ったように見えて、またぶつかっている辺り、この二人にロマンスは生まれなさそうです。
その分、余計な気を回さずにすんで、私としては好みかな。(笑)
今作も貴族と使用人階級、それぞれの仕事や暮らしが詳しく描かれて読み応えがありました。
(メイドや執事に興味ある人は読むとよろしいかと)
モンクとヘスターの時に衝突しあいながらも、互いに内緒で密かに助け合う、似たもの(?)コンビが良いです。
二人とも、信念を曲げられず職場の上司と衝突して、職を失う辺り……似てるよね(笑
事件は未亡人に懸想した使用人の暴走という形で、誰もがある人物を犯人と見なしますが、モンクとヘスターは懐疑的。
そうして、使用人が逮捕され(この過程で、↑モンク警部、警察を辞めちゃったりと)裁判で処刑が決まります。
このタイムリミットにハラハラ(※真相に関連するネタバレ反転→正直、お約束的に助かるものだと思っていたら……。その後、真犯人が判明するというね)この展開が、現在の「死刑」問題とも通じ、色々と考えさせられました。
災いの黒衣 (創元推理文庫)災いの黒衣 (創元推理文庫)
(1999/10)
アン ペリー

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↓もう直ぐ出る新刊。
十年以上経っているから、表紙変わってますね。
護りと裏切り 上 (創元推理文庫)護りと裏切り 上 (創元推理文庫)
(2013/01/29)
アン・ペリー

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護りと裏切り 下 (創元推理文庫)護りと裏切り 下 (創元推理文庫)
(2013/01/29)
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