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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「アルモニカ・ディアボリカ」皆川博子著

「アルモニカ・ディアボリカ」皆川博子著/

18世紀英国。愛弟子エドらを失った解剖医ダニエルが失意の日々を送る一方、暇になった弟子のアルたちは盲目の判事の要請で犯罪防止のための新聞を作っていた。ある日、正体不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む。屍体の胸には“ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ”と謎の暗号が。それは、彼らを過去へと繋ぐ恐るべき事件の幕開けだった。『開かせていただき光栄です』続篇!

↑本の内容紹介から。

「開かせていただき光栄です」の続編になります。
事件自体は新しいものですが、前作の事件の真相に関わるネタバレ(まあ、ある人物の存在自体がね)がありますし、人間関係など色々考慮して、「開かせて~」を読んでから、こちらを読むのをお勧めします。
衝撃度も変わってきます!
(単行本「開かせていただき光栄です」を読んだ人も、文庫版に収録されている「チャーリーの受難」を読んでいた方がより楽しめるかと)
……そうして、書きたいことは山ほどあるのだけれど、ネタバレに触れずに感想を書くのが難しい(汗)
とりあえず舞台は前作から五年のロンドン。
前作の事件の傷を抱えるダニエル先生が泣かないようにと、距離をとっていた解剖室の元メンバーたちは判事の下で、犯罪情報などを載せる新聞を作り始めます。
そこへ広告を載せてくれとやって来た者の話を聞けば天使のような遺体が発見される。
再びダニエル先生と共に、アルたち解剖室のメンバーは現場へと向かう。
そこで出会った遺体は――。

これが前作を読んだ者にとっては衝撃の展開!
えええっ? ちょっと、どういうことですかっ!


現在進行形とある人物の回想とまたある人物の過去と。
そうして消えたあの人と。また過去の因縁と。
ページを捲る手が止められませんでした。
前作にあったユーモアも健在で、またキャラの魅力もより一層増して面白かったです!
アルに対抗心を燃やすアンが可愛い。そして何とか認められようとする最年少も。

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皆川 博子

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