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2014(Fri)

「秘密 上・下」ケイト・モートン著

読感/翻訳小説

「秘密 上」ケイト・モートン著/

国民的女優ローレルが少女時代に目撃した、母をめぐる恐ろしい出来事。あの50年前の出来事はいったい何だったのか? 母の過去にはいったい何が隠されているのか?

↑本の内容紹介から。

「秘密 下」ケイト・モートン著/

ある殺人事件の謎は、第二次大戦下と現在のロンドン、そしてのどかな田舎町に隠されていた。『忘れられた花園』に並ぶ傑作。オーストラリアABIA賞年間最優秀賞受賞!

↑本の内容紹介から。

「忘れられた花園」が大好きなケイト・モートンの新刊です。
(彼女の作品的には四作目。三作目はあまり評判がよろしくないらしく、先にこちらからだとか)
お話は国民的女優となったローレルが少女の時代、母親のドロシーが家に訪れた男を殺すのを目撃したところから始まります。
ローレル自身が証言をし、その事件は正当防衛と処理されます。
だけれど、訪れた男は母の名前を知っていた!
真実を知ることもなく、また女優になることを反対されていた為にローレルは家を出て――そして、五十年。
死期が迫った母を見舞い、そこで母の若い頃の写真を発見します。
若い女性と腕を組んだその写真を見て、母の過去を何も知らないことに気づいたローレルは事件を調べ始める――。
そして現在と過去を行き来しつつ浮かびあがる真相。
読み始めた当初は「リヴァトン館」を新たに書き直したかのような印象で乗れなかったけれど(老女の回想(厳密には回想ではないですけれど)、メイド、若い奥さま、戦時と)
あと、ローレルの母親であるドロシーはとても魅力的なのだけれど、若い頃のドリーはちょっとどうなの?というような性格で。
だけど上巻の終盤辺りから面白くなってきました。
え、もしかしてドリーがヴィヴィアンと仲が良かったのとか、全部妄想?と、語り手が信用できなくなって。何が本当か、知りたくなって)
伏線も丁寧で(だから、ミステリに読み慣れている人など、予想がつきやすい部分もあります)
私にとって予想の範囲の結末でしたけれど、でも、個人的にはそれがとても良かったです。
「忘れられた花園」で感じた物語(お伽話)好きの心をくすぐる部分もあって、今までのケイト・モートンの作品が好きな人は間違いなく、読んでよいかと!

秘密<上>秘密<上>
(2013/12/21)
ケイト・モートン

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秘密<下>秘密<下>
(2013/12/21)
ケイト・モートン

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忘れられた花園 上忘れられた花園 上
(2011/02/18)
ケイト・モートン

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忘れられた花園 下忘れられた花園 下
(2011/02/18)
ケイト・モートン

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リヴァトン館リヴァトン館
(2009/10/16)
ケイト モートン

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