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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「毒殺師フランチェスカ」サラ・プール著

「毒殺師フランチェスカ」サラ・プール著/

15世紀ローマ、謀略と毒薬を武器に栄えたボルジア家が舞台、筆頭毒殺師を女主人公に、ユダヤの富を背景に教皇まで輩出した一族の数奇な運命をスリリングに描く歴史ロマン。全米で話題のベストセラー!

↑本の内容紹介から。

主人公はフランチェスカ、19歳の少女です。
冒頭を除き、お話はフランチェスカの一人称で綴られます。
時は15世紀、舞台はローマ。歴史的にも有名な(私はそんなに興味ないので、知らないけど←)ボルジア家に仕える毒殺師であるジョバンニが殺されます。
フランチェスカは父の死の真相を探るべく、後ろ盾を必要として毒殺師を継ごうと――。
父の後を継いだスペイン人の毒殺師を、毒殺するところから始まります。
自ら手を汚し、また不興を買えば殺されるかもしれないという覚悟のフランチェスカに、ボルジア家の主であるロドリーゴは後を継ぐことを許します。
そうしてロドリーゴはジョバンニが残したであろう記録を求めますが、フランチェスカも知らない。
彼女がそれを調べようとすれば、暴漢に襲われ、と。
色々な困難が彼女に立ちはだかります。
彼女の目的は父親の仇討ちであるので、自ら手を汚したりするわけですが。
でも、罪悪感から悪夢に悩まされたりと、決して心の底から闇に染まっているわけじゃない。
毒というものに惹かれる自分を知りつつ、光に属する人間ではないとわかっていても、どこかしらで光を求めていたりする悩める乙女な部分が(そんな関係でプロポーズを断った相手にも少し未練を覗かせたり)、何とも応援したくなる。
それに毒殺師とあるけれど、毒で人を殺しまくるわけではなく(勿論、仕事なので求められたらするのだろうけれど)
権威争いが頻繁な時世、毒を盛られる可能性を排除すべく、屋敷へ持ち込まれる食材などの管理も彼女の仕事で、仕事に対するプロ意識の高さはなかなか頼もしい。
そして父の死の真相に近づけば――教皇位を巡る陰謀、またその裏で進行するユダヤ人迫害の企みなど。
それを阻止せんと奮闘するフランチェスカの活躍が面白かったです。
父親の事件の真相はこの巻で一応、辿りついているけれど。
まだ決着がついていないこともあり、シリーズも続きが出ているようなので是非、読みたいです!
歴史好き、陰謀もの好き、毒好き(←オイ)、がんばるおなごが好きな人にオススメです!

毒殺師フランチェスカ (集英社文庫 フ 32-1)毒殺師フランチェスカ (集英社文庫 フ 32-1)
(2014/03/20)
サラ・プール

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