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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「誰でもない彼の秘密」マイケラ・マッコール著

「誰でもない彼の秘密」マイケラ・マッコール著/

1845年、アメリカの小さな町。ディキンソン家の娘、15歳のエミリーは洒落た身なりの美青年と出会う。身内の問題を解決するため、この町に来たらしい。名のるほどの者ではないと言った、謎めいた彼に惹かれたエミリーは町を案内する約束を交わす。ところが数日後、家の敷地内で男性の死体が発見される。それは先日出会ったばかりの彼だった。彼―ミスター・ノーバディが何者なのか、いったいなにが起こったのかを突きとめたい。その一心でエミリーは慣れない調査をはじめる。瑞々しい感性と抜群の観察眼を持つ、偉大な詩人エミリー・ディキンソンの少女時代を描いた鮮やかな力作!

↑本の内容紹介から。

アメリカで著名な詩人エミリー・ディキンソンを主人公にした、ミステリです。
お恥ずかしながら、エミリー・ディキンソンなる詩人を私は知らなかったのですが、時代もののミステリが好きなので、と手に取ってみましたら大当たり。
とっても好みの少女ミステリでした。
舞台は1845年、アメリカの小さな町。とはいえ、エミリーの祖父は大学を作ったりと、町では誰もが知るディキソン家。
そのことに鬱屈を抱えていた15歳のエミリーは、野原で鼻に(←誤字ではない・笑)蜂を止まらせようとしていたところ、町の人間ではない青年と出会います。
他の人には理解しがたい、自分の感性に理解を示してくれたその青年に、エミリーは好意を抱きますが、数日後彼は池で死亡していた。名前も知らない彼に何があったのか――。
事故だと片付けようとする治安官に、エミリーは反発して独自に調べ始める。
観察眼の鋭さで、手掛かりを見つけては神経症の母親や妹の目をかいくぐっては調査に走りと――。
お話はYA向けですが、ミステリとしてはとても丁寧に作られていて、本格的。
後に、妹のヴィニーもエミリーを助けるようになるんですが、この姉妹の仲も読んでいて楽しい。
そして主人公エミリーの感性を感じさせる自然描写が、とても良かった。
本を持って外で、自然を感じながら、エミリーの活躍を追いかけページを捲りたくなる本でした。
お天気のいい日にピクニックのお共にしたらとても良さそうです。
事件を通しての少女の成長と、一昔前の少女小説が好きな人にはオススメ!
私は大好き!

誰でもない彼の秘密
マイケラ・マッコール
東京創元社 ( 2015-04-27 )
ISBN: 9784488010447

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