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松原冬夜

Author:松原冬夜
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「スウェーデンの騎士」レオ・ペルッツ著

「スウェーデンの騎士」レオ・ペルッツ著/

1701年冬、シレジアの雪原を往く二人の男。軍を脱走し大北方戦争を戦うスウェーデン王の許へ急ぐ青年貴族と、〈鶏攫い〉の異名をもつ逃走中の市場泥坊――全く対照的な二人の人生は不思議な運命によって交錯し、数奇な物語を紡ぎ始める。泥坊が一目で恋におちる美しい女領主、龍騎兵隊を率いる〈悪禍男爵〉、不気味な煉獄帰りの粉屋、〈首曲がり〉〈火付け木〉〈赤毛のリーザ〉をはじめとする盗賊団の面々ら、個性豊かな登場人物が物語を彩り、波瀾万丈の冒険が展開されるピカレスク伝奇ロマン。

↑本の内容紹介から。

「夜毎に石の橋の下で」「ボリバル侯爵」が面白かったレオ・ペルッツの幻想歴史小説。
そのペルッツの新刊が出るということで、楽しみにしておりました!
お話は序言で、ある女性の回想録について、語られます。
その女性の父であり「スウェーデンの騎士」と呼ばれるその人物が、物語の主人公です。
舞台は十八世紀初めのシレジア。軍隊から脱走して、スウェーデン王のもとに馳せ参じようとする青年貴族クリスティアンと絞首刑から逃げている市場泥坊の二人は、それぞれの事情を抱えて逃走中。
その途中、青年貴族の使いで彼の従兄弟の元へ色々と工面して貰えるよう、領主宅に向かいます。
しかし、領主は亡くなり領地は荒れ収穫もなく、困窮する領主の娘のマリアと出会います。
彼女に恋をした泥坊は、彼女と結婚の約束をしているというクリスティアンの人生を奪うことに――。
いいように騙し、クリスティアンの身分を奪った泥坊が、さっそくマリアのところへ向かうのかと思いきや、盗賊団の首領になったりと。
序言で記されていたその運命に、大体こんな感じかなと予想していた物語が、適度にひねられて進行するのが面白かった!
そうして、物語があらかじめ提示されていた枠に綺麗にハマるのがもう、ね!
そして、あれがこれで!と(ネタバレを考えるとあまり多くは語れませんが)
広げた風呂敷が綺麗に畳まれる、そういうのが好きな人には興奮するような構成だと思います。
また、泥坊がみた夢というか審判の場面の幻想的なところも、こちらの作家の持ち味をいかんなく発揮してくれて、とても良かった!

スウェーデンの騎士
レオ ペルッツ
国書刊行会 ( 2015-05-15 )
ISBN: 9784336058935


夜毎に石の橋の下で
レオ・ペルッツ / 国書刊行会 ( 2012-07-25 )

ボリバル侯爵
レオ・ペルッツ / 国書刊行会 ( 2013-11-22 )

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