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2015(Wed)

「消えた修道士 上・下」ピーター・トレメイン著

読感/翻訳小説

「消えた修道士・上」ピーター・トレメイン著/

和平協定締結のためにモアン王国を訪れた小王国の大族長とモアン国王を、何者かの矢が襲った。二人の命に別状はなかったが、両国は一触即発の危機に。国王は自国の潔白の証明を、妹であり、法廷弁護士・裁判官の資格をもつ修道女フィデルマに託す。だが襲撃者は既に殺され、フィデルマはわずかな証拠を頼りに、襲撃に使われた矢の出所と思われる村に向かう。好評シリーズ第七弾。

↑本の内容紹介から。

「消えた修道士・下」ピーター・トレメイン著/

イムラックの大修道院から聖遺物が消失。管理担当の修道士も失踪した。そんなとき、国王と大族長暗殺未遂事件の調査にフィデルマが修道院にやって来た。救いの神とばかり院長は調査を依頼する。襲撃者の一人が元修道士であったため、二つの事件の結びつきを感じたフィデルマは院長の依頼を引き受ける。モアン王国の平和と威信がかかる難事件を、見事解決することはできるのか?

↑本の内容紹介から。

七世紀のアイルランドを舞台に修道女であり、モアン王国前国王の王女で現国王の妹で、弁護士でもある美貌のスーパーガール(←待て)フィデルマが活躍する長編シリーズの第七弾です。
王位を争い小競り合いをしてきた小王国との和平交渉を実現させようとするモアン国王コルグー(フィデルマさんのお兄様)と族長を襲った暗殺未遂事件が発生!
フィデルマさんの挨拶に、お兄様が応えようとなければその矢はお兄様の息の根を止めていた!
なんてことだ!
(私はコルグーお兄様のファン)
そして襲撃者の遺体(その場で殺された)は、コルグー国王精鋭部隊の徽章をつけていたから、
これはモアン側の陰謀だと一触即発の危機状態に。
コルグーお兄様の不利な状態から始まります(お兄様の命だって狙われたのにっ!)
国王は自らの潔白を証明しなければなりません。でないと賠償問題に。果ては王位の問題に。
コルグーお兄様の無実を証明するためフィデルマさんは、弁護士として立ち上がります。
そして襲撃者と関係がありそうなイムラックの大修道院に向かい調査を始めようとするのですが、そこでは聖遺物が盗まれていた――。
暗殺に聖遺物消失、修道士失踪、襲撃と謎と事件と陰謀が山盛りで
法廷シーンではこれまた、色々あったり。
×××に裏切られたと思った○○○の動揺とか、まさか疑われていたのが自分だとは思っていなかった×××
面白かった!!
オオカミに襲われそうになった時は、珍しくエイダルフ修道士が活躍!格好いい!
でも、襲われた恐怖で混乱していたフィデルマさん(←珍しい)は、その活躍に気づかず!
と、長くコンビを組んできたフィデルマさんとエイダルフ修道士の間に、気持ちのすれ違いがあったりと。
コンビの行方が気になるので、続きを早く!!

消えた修道士〈上〉 (創元推理文庫)


消えた修道士〈下〉 (創元推理文庫)


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