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2006(Sun)

読感。

読感/国内小説

「遺品」若竹七海著を読みました。

金沢市郊外、銀鱗荘ホテルに眠っていた今は亡き女優・曾根繭子にまつわるコレクション。その公開作業が進められる中、明らかになったのは、コレクションを収集した大林一郎の繭子への異様なまでの執着。繭子の使った割り箸、繭子の下着、繭子の…狂気的な品々に誘われ、やがてホテルには、繭子が書き残した戯曲を実演するかのような奇怪な出来事が次々と起こる。それは確実に終幕に向かって―。書き下ろし本格長編ホラー。

↑本の裏から。

多分、この作家さんは怪奇より、悪意を書いた方が怖いと思うんですが。
うん、多分。
人間の生々しい感情を書いた方が、怖いと思います。
人の噂とか、執着といった方が……怖く感じられたし。
実際に、私はそう言ったものの方に恐怖を感じます。
それに、幽霊が怪奇現象を起こすより、いるかいないかという曖昧さがどちらかというと怖い気がするんですが、どうですか?
(映画とかの場合は、また違ってきますけど……効果音とか、怖いよね)

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