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2006(Tue)

「シンデレラ・ティース」坂木司著

読感/国内小説



「シンデレラ・ティース」坂木司著

サキは大学二年生。歯医者が大嫌いなのに、なぜかデンタルクリニックで受付アルバイトをすることになって…。個性豊かなクリニックのスタッフと、訪れる患者さんがそれぞれに抱えている、小さいけれど大切な秘密。都心のオフィス・ビルの一室で、サキの忘れられない夏がはじまる。

↑本の内容紹介から。

今作は歯医者さんが舞台の日常ミステリーです。
探偵役は四谷さんという歯科技工士さん。口下手ですが、嘘は言いません。いい人です。
女の子が主人公なので、恋愛要素もあります。
歯科治療恐怖症って病気があるんだそうで……。
へぇ、とか思いつつ。でも、このお話に出てくる歯医者さんなら、そんなに怖くない気がしました。
スタッフの皆さん、いい人たちだもの。こういう歯医者さんに掛かりたいものです。
(あ、私は歯医者の世話になったことありませんが……今後も世話にはなりたくないですが)
坂木さんの本に共通する優しい雰囲気はこのお話にも、健在でした。
ただ、謎が目から鱗というようなものではなかったかな?一部、先読みできるものもありましたし。
それでも、やはり自分の視野の狭さを実感させられました。
そうなんですよね、実際に苦しんでいる人なんですよね(ネタバレしかねないので、これ以上は語りませんが)
サキさんの成長物としても、楽しめたかと。

で、このお話の姉妹編が遠くない未来に出るそうなので、楽しみです。

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