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2007(Sun)

「切り裂きジャック・百年の孤独」 島田荘司著

読感/国内小説

読んだ本の感想です。

「切り裂きジャック・百年の孤独」 島田荘司著

1988年、西ベルリンで起きた謎の連続殺人。五人の娼婦たちは頚動脈を掻き切られ、腹部を裂かれ、内臓を引き出されて惨殺された。19世紀末のロンドンを恐怖の底に陥れた“切り裂きジャック”が、百年後のベルリンに甦ったのか?世界犯罪史上最大の謎「切り裂きジャック事件」を完全に解き明かした、本格ミステリー不朽の傑作。

↑本の内容紹介から。

丁度この本を手に入れた後、イギリスで連続殺人事件が起こって、「切り裂きジャック」とニュースで騒がれてまして。
何となく、タイミングの悪さを感じて、読むのを先延ばしにしていて昨日、読みました。
サクサクと読めました。
題材が題材だけに、死体描写がアレなので、苦手な人にはキツイかと思われます。
1988年にベルリンで起こった事件に絡めて、1888年の本家切り裂きジャック事件の犯人像を解き明かすという形で、お話は進みます。
どうして、切り裂いたのか?という動機から、犯人像に迫るというのは面白かったです。
何となく、単品作品だと思って読み進めていたのですが。
奇抜なあの方に、もしや、と首を捻り、最後でニヤリとしました。
名前が出ていなくても、あの方だとわかるのは、何と言いましょうか。
(それほど私が心酔しているのか、キャラ作りが徹底しているのか)
本当に、チラリとしか登場していないのに、存在感バリバリですよね。
あの方のシリーズが好きな方だけではなく、切り裂きジャック事件に興味のある方は、解釈の一つとして読んでみるのも面白いかと思います。

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