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2007(Wed)

「百万の手」畠中恵著

読感/国内小説


少し前に読んだ本の感想です。

「百万の手」畠中恵著

僕、音村夏貴はときどき過呼吸の発作を起こす十四歳。ある日、親友の正哉が目の前で焼死してしまった。どうして…。悲しみにくれる僕の耳に、慣れ親しんだ声が聞こえてきた。死んだはずの正哉が携帯から語りかけてきたんだ!あの火事は不審火だった!?真相を探るために僕は正哉と動き出す。少年の繊細な心の煌めきを見事に描いた青春ファンタスティック・ミステリの傑作。

↑本の内容紹介から。

この方の「しゃばけ」という作品が気になって、読んでみたいと思っていたところ。
ミステリフロンティア(東京創元社のレーベル)で、お名前を見かけて。まずはこちらからと。
携帯電話から死んだ親友・正哉君の声が聞こえてくるという辺り、幽霊好き(不謹慎ですかね?)の私としては、ちょっとワクワク。
うーんと、次々と謎が展開していくので、先が気になって読むペースは進むのですが。
読み終わった後は……ちょっと、あれ?と思うところも。
っていうか、途中で正哉君の存在、捨てられているでしょう、これ。
設定的に、携帯が通じなくなったというのはアリでしょうが。
何ていうか……もったいない。
そこで完全に捨ててしまわないで、もう少し後半に絡めた方が良かったような気がします。
夏貴君と東さんは良い親子になるという読後、確信できるのは良かったです。

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