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2007(Sun)

「赤い夢の迷宮」勇嶺薫著

読感/国内小説

読んだ本の感想です。

「赤い夢の迷宮」勇嶺薫著

小学生だったあの頃、仲良し7人組のぼくらは「世の中には、やっていいことと、やっておもしろいことがある」と語る不思議な男・OGに心惹かれていた。だが「お化け屋敷」と呼ばれる彼の館で起きたある事件をきっかけに彼とは疎遠に。それから25年、大人になったぼくらにOGからの招待状が届き、再びあの館へ。しかし、そこで待ち受けていたのは悪夢のような殺人事件だった。

↑本の内容紹介から。

児童向けの小説をお書きになられている「はやみねかおる」さんが、大人向けにお書きになられたミステリーです。
大人向けということでしたが、文章自体は読みやすくて、構えるほど固くはなかったです。
ですが、やっぱり取り扱っている事件が殺人事件ですからね。児童向けではないかもしれません。
ミステリーをある程度、読んでいると、お話全体を通して幾つかの作品を思い浮かべるかも。
ミステリーの三大奇書と呼ばれている作品を、私は思い浮かべました。
(その実、私は二冊しか読んでいないんだけど)
他にも、ね。
それはきっと、作家さんのミステリーへの愛情の深さなのだと思います。
トリックというか仕掛けは、ミステリーを読み慣れていると割かし、直ぐにわかるかな?
でもって、ラストも何と言いましょうか……三大奇書のそれを思わせる感じで。
人によっては、受け付けないかも。読後、スッキリとは言えないことは、確かですかね?
ミステリーを割りと読んでいる人にとっては、全体的に物足りなさを感じるかも。
もう少しページ数を重ねて、重厚感を出して欲しかったような気もします。


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