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2007(Sun)

「エンド・クレジットに最適な夏」福田栄一著

読感/国内小説

読んだ本の感想です。

「エンド・クレジットに最適な夏」福田栄一著

貧乏学生の晴也のもとに持ち込まれたのは、自分を付け回す不審者を捕まえてほしいという女子大生の頼み。早速彼女の部屋で不審者が現れるのを待っていると、マンションの前の道からこちらを見上げている男の姿が。しかし男は不審者ではなく、隣に住む女性の兄だった。妹と連絡が取れなくて困っている彼の頼みを、晴也は引き受けることになり……。なぜか芋蔓式に増えてゆく厄介な難題に東奔西走気息奄々、にわかトラブルシューターとなった青年の大忙しの日々を描いた巧妙なモザイク青春小説。『A HAPPY LUCKY MAN』の俊英が贈る快作!

↑本の内容紹介から。

「A HAPPY LUCKY MAN」が面白かったので、楽しみにしていたんですが。
うーん、コメディ色が薄い。
笑うということを期待していたので、ちょっと肩透かしを食らったような感じで、残念かも。
でもそれ以外は、晴也さんが抱え込む事件が「ストーカー退治」から「失踪人探し」、「恐喝事件」、「盗撮事件」と次から次へと起こるので、先が気になるところです。
主人公の晴也さんは割と度胸が据わってて、頭で計算して動いているところがあるので淡白な印象があり、その辺、お話全体の印象にも繋がるような。
登場人物に人間臭さみたいなものが、あまり感じなかったかな?
クールなお話が好みの方には良いかもしれません。
「A HAPPY LUCKY MAN」の方が、私は好きです。
(主人公のお人好し具合が、良かった。←つい同情してしまうところが、読んでて感情を引っ張られます)

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