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2007(Tue)

「夜は短し歩けよ乙女」森見 登美彦著

読感/国内小説

読んだ本の感想です。

「夜は短し歩けよ乙女」森見 登美彦著

私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。

↑本の内容紹介から。

先輩と乙女の一人称が交互し、独特の語り口調で綴られる恋愛ストーリー(……なんだよね?)
春夏秋冬を通じて、乙女の後を付回し、乙女の視界に入って、外堀を埋めようとする先輩の奮闘振りと。どこまでも天然な乙女が可愛く。
笑いを堪えようとしても、喉の奥がクッと鳴ってしまう。
特に文化祭を舞台にした第三話は、「バカだ」「アホだ」と突っ込みを入れつつ、喉をクククッと鳴らしながら読んでいました。
恋愛小説が苦手な人でも、笑えると思います!(えっ?)
先輩や乙女以外の登場人物も、面白おかしい人たちでした。
途中、現実的にありえないことも、そこはファンタジーと割り切って。
第一に「神様の御都合主義」と、登場人物も言ってますから、細かいことは気にしない。気にしない。
あー、面白かった。笑った。
(……恋愛小説じゃなかったのか?)

↓表紙もなかなかに可愛いです。

夜は短し歩けよ乙女 夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦 (2006/11/29)
角川書店

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