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2007(Tue)

「恋愛今昔物語」「新恋愛今昔物語」佐々木丸美著

読感/国内小説

読んだ本の感想です。

「恋愛今昔物語」佐々木丸美著

幼い頃から将来を誓い合ってきた繁と忍。忍に横恋慕する新太の陰謀で2人
は窮地に立たされるが、ある晩、不思議な奇跡が起きた・・・。
「笠地蔵」を題材にした「恋地蔵」の他、「鉢かつぎ姫」「たぬきと彦市」
などをもとにした大人のためのお伽噺。全十八編を収録。

日本の民話を題材にした、大人のためのお伽噺「笠地蔵」「きき耳頭巾」
「鉢かつぎ姫」「おいてけ掘り」など、古来より伝わる昔話を独自の解釈
で描いた恋愛短編集。

「新恋愛今昔物語」佐々木丸美著

食事に誘われて以来、バツイチの課長が気になる夏緒。さえない課長が実は資産家だという情報を聞きつけ、ライバルを出し抜き結婚へこぎつけたが――。
女の欲望を描いた「玉屋の椿」の他、「赤ん坊になったおばあさん」「座敷わらし」などを題材にした恋愛譚。全六編を収録。

日本の民話を題材にした、大人のためのお伽噺「玉屋の椿」「赤ん坊になったおばあさん」「座敷わらし」など、古来より伝わる昔話を独自の解釈で描いた6つの恋愛譚。

↑本の内容紹介から。

日本の昔話をモチーフにした恋愛短編小説です。
「恋愛~」の方は十八編収められています。一本一本、短くて、さくさくと読めます。一、二本だけと思っていたのですが、気がつけば一気読みしていたり。
昔話のように教訓を含んでいて、針でチクリと刺されたかのように、ハッとさせられることもありつつ。
色とりどりのお話、楽しめました。
中でも「嗚呼、ハイミスⅠ・Ⅱ」と「先生」が、好きです。
軽快な語り口調と、腹の底を探り合うような会話が楽しくて。
あの語り口調、良いです。思いっきり、私の好みをついてる。
特に「先生」はもう、好き好き。
クールな家庭教師の先生とイタズラ好きな御令嬢の恋の駆け引きのお話です。
続きはないのか?と思っていたら、続編の「生徒」が「新恋愛~」の方に収められていました!(「嗚呼、ハイミス」の続編もね!)
タヌキがいるよ!(いや、そのまま受け取らないでくださいね)
翻弄される恋心の行方を、笑いを堪えながら読んでました(ええ?)
面白かったです!
今までの日記で、佐々木丸美さんの文章は独特だと言っていましたが。
「恋愛~」は、さほど気にならなかったかな?
「先生」は、割と世のお嬢さん方が好きそうな設定ではないでょうか。図書館などで見かけたら、読んでみてはどうですか?(こっそり、おススメ)
また、過去作品に登場していた人が出ていたりして、その辺の繋がりを見つけるのも面白かったです。

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